暁 〜小説投稿サイト〜
東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉14話「れっつごー冥界」
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
これの送り主は紫だよ。あと15個ぐらいあるんだが、全部食べたいか?」
そのとき、幽々子の目が輝いた。
「ええ!!もちろん、くれるというのなら!!まあ味がまずまずだったらあなたの家にいたずら好きな幽霊を数匹送り込むから。あと紫にも。」
「げっ・・・まあいいや。あとでここに積んでおくよ。」
「あ、それはやめてほしいわ。いくら美味しくても、臭いがあれじゃあ妖夢に何言われるかわからないわ。」
だろうね。う〜ん。
「なら、加工したやつを送り込むよ。」
「助かるわ。・・・ところで、そろそろその臭いを何とかしてほしいのだけど。」
「あ、ああ。“消滅の変化”」
「あら、臭いが消えたわね。さすが便利ね、あなたの能力は。」
便利すぎて裏があるんじゃないかと最近は思えてきたよ。実はとんでもない代償をはらっていたとか。
「幽々子様、裕海さん、ご飯ができました。」
「あら、ありがとう妖夢。」
「ああ、ありがとう。」
美味しそうで、豪華な料理が出てきた。・・・量、多すぎないか?
「そういえば、ついこの間幻想郷に誰かが入ってきたようです。」
妖夢が報告した。
「え?入ってきた?」
「そして、山の上に湖と神社を置いたようです。」
「ああ、あれね。あれはほっといていいわ。」
幽々子が答えた。
「え、なぜです?」
「それは後日、裕海が教えてくれるわよ。明日巫女と一緒に出掛けるらしいから。」
「えっ?なんで知ってるの?」
「き・み・つ!」
「国家絡み?」
何とかかわってるんですか幽々子さん。
「それよりも、早くご飯をいただいちゃいましょう。」
「はい。」
「ああ、そうだな。」
「「「いただきまーす」」」



「ふう、さて裕海。」
「ん?」
「運動するわよ。」
「というと?」
幽々子は3枚のカードを取り出した。
「スペルカード戦、俗にいう弾幕ごっこよ。妖夢、あなたは見学よ。」
「はい。」
「じゃあ、始めるわよ。準備はいいかしら?」
「ああ、いつでもどうぞ。」

亡郷「亡我郷 -自尽-」

最初のスペルカード。まるでうねうねの手が生えたかのように横に弾幕の川ができ、閉じたり開いたりしている。そこに4本の光線が飛んでくる。それならば。

「生生流転〜死の境界〜」

幽々子の周りに黒い弾幕を仕掛けていく。
「っ!?」
周りに気が付いたのか、さっと脱出する。しかし、怖いのはここからだ。色とりどりの弾幕が渦を巻いて幽々子に襲い掛かる。幽々子の光線はそこまで威力はないようだから、光線の勢いで吹き飛ばされることはない。少し体力を温存しながらよける。スペルカードとは別の弾幕を幽々子が撃ってきたが、そこまできつくはない。
「あらあら、なかなかやるじゃない。すこし本気を出しちゃうわね。」

華霊「バタフライ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ