無印編
第六話
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全然見つからないよ。』
バッジによる通信越しに別の場所で捜索を行っている仲間達が伝えて来る。
「中々見つからないね。」
「とりあえず、一旦合流してもう一度探索ルートを検討しよう。」
ため息をつくなのはにユーノがそう進言し、五人は一度集まる事になった。
海鳴市にあるとあるビルの上。ここにフェイトとアルフそれにブラッチャーの三人が居た。
「ジュエルシードはこの辺りにあるみたいだけど、詳しい場所は解らないや。」
眼下の街を見下ろしながらフェイトが言った。
「まあ、こんなゴミゴミした場所じゃしょうがないねえ。」
「降りて探すにしても、結構大変そうだよ。」
アルフがため息をつくと、ドジラスも弱音を吐く。すると、フェイトが言った。
「ちょっと乱暴だけど、辺りに魔力流を流し込んで、強制発動させるよ。」
「でも、それって危ないんじゃないの?」
「バカもの!モタモタしていたらヒカリアンが来てしまうだろうが!!」
心配そうに言うウッカリーをブラックエクスプレスが叱咤する。
「それじゃあ、行くよ。」
「待って、それあたしがやるよ。」
そして、フェイトが魔力流を流し込もうとするが、それをアルフが止めた。
「いいの?結構疲れるよ。」
「あたしを誰の使い魔だとお思いで?任せてよ。」
アルフは自信満々に言った。
「うん、じゃあお願い。」
そうフェイトが頼むと、アルフは魔力流を街に打ち込んだ。
その頃、なのは達は集合し、地図を広げて新しい探索ルートを決めている途中だった。だが、なのはユーノが町に魔力流が打ち込まれた事に気付く。
「こんな街中で強制発動!?くっ、広域結界!間に合え!」
ユーノが慌てて結界を張り、街に被害が出ないようにした。もちろん、ヒカリアン三人も結界の中に入れてある。
「てやんでぇ!なんつぅめちゃくちゃな事をしやがんでぃ!!」
「一歩間違えたら、街は大パニックだぞ!!」
「許せないよ!!」
ネックス、ソニック、サンダーバードの三人はブラッチャーとフェイト達の行為にかなり怒っているようだ。
「なのはちゃん!ジュエルシードの場所は!!」
「あの先です!急ぎましょう!!」
ソニックに聞かれたなのははレイジングハートをセットアップし魔法少女に変身すると、ユーノとヒカリアン三人を引き連れてジュエルシードの下へ向かった。
なのは達とフェイト達がジュエルシードのある場所に辿り着いたのはほぼ同時だった。
「リリカルマジカル!」
「ジュエルシード、シリアル19」
「封!」
「印!」
そして、なのはとフェイトは同時に封印魔法を発
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