暁 〜小説投稿サイト〜
魔法超特急リリカルヒカリアン
無印編
第六話
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そうな目をしていました。使い魔の人やブラッチャーの三人が一緒に居たから一人ぼっちなんて事は無いハズなのに・・・でも、だからこそ知りたいんです。どうして、フェイトちゃんがジュエルシードを集めるのか。どうして、あんな寂しそうな瞳をしているのかを。」

自分の想いを言葉にし、訴えかけるなのは。そんな彼女にのぞみ達はと言うと・・・

「ねえ、テツユキ君。なのはちゃんって、テツユキ君よりも年下だよね?」

「うん。そのハズだけど・・・」

「何か凄い難しい事言ってるよ。」

集まって小声で話し合っていた。
その時・・・

「なるほど。話は分かった。」

突然、ひかり隊長が現れた。

「ひかり隊長!?」

「何でここに!?」

「いや。ただなのはちゃんにJHR用の通信機を渡すのを忘れていてな。」

のぞみ達が驚いていると、ひかり隊長はなのはに通信機を渡した。以前、テツユキ君も使っていたバッジタイプである。

「何かあったら、これで連絡してくれたまえ。」

「はい。ありがとうございます。」

「それと、あのフェイトと言う少女の件だが、もしまた戦う事になればブラッチャーの件は私達が引き受ける。だから、君は存分にあの子と話をつけてくるといい。」

「はい!」

「そんじゃ、なのはちゃん。そろそろお家の人が心配するから帰るぜ。」

「分かりました。では、また。」

そして、なのははネックスの車両に乗り込み、帰って行った。

「ひかり隊長。あの子にはああ言ってましたけど、大丈夫なんですか?」

「あのフェイトって言う子、凄く強かったですよ。」

ネックスが発車した後、のぞみとテツユキ君がひかり隊長に言った。

「彼女の決意は本物だ。無下にする事は出来ないさ。それに、相手が強いのなら特訓すればいい。もちろん、彼女も自分で特訓を始めるとは思うが、一人でやるのでは少し限界がある。そもそも、彼女には少し危うさがあるからな。」

「危うさ?」

ひかり隊長の発言にのぞみとテツユキ君は?を浮かべる。

「何でも無い。それより、私たちも運行に戻るぞ。」

そう言って、ひかり隊長は去って行った。




翌朝。早速ひかり隊長によるなのはの特訓が始まった。

「ほら!ペースが乱れて来たぞ!!」

「ひぃひぃ・・・」

戦いの基本は持久力つまりスタミナ。と言う訳で、現在なのはは持久力を鍛える為に走り込みをさせられていた。

「もう、限界・・・」

そして、そのままなのはは地面に倒れこむ。

「なのは!大丈夫!!」

すかさず、スポーツドリンクの入ったペットボトルを背負ったユーノが駆け寄った。

「隊長さん。もうこれくらいにしておきましょう。」

「そ
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