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妖精の義兄妹の絆
星霊合戦
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ゃないの

目の前で消えてく仲間を放っておける訳ないでしょ!

ジェミニは変身した者の考えや思考をコピーすることができるため、ルーシィの記憶に触れることもできるのだ。
「できないよ……。ルーシィは心から愛してるんだ…、星霊“ぼくたち”を。」
ジェミニは涙を流しながらそう言った。エンジェルの顔に冷や汗が流れる。
「ジェミニ…。」
「消えろォ!!!!この役立たずがっ!!!!」

ポオン

「くっ。」
エンジェルはジェミニを強制閉門した。

ユラァ ユラァ ぐい

「え。」
「!!!」
ルーシィの後ろからヒビキが手をかける。
「まさか…!!!闇に落ちたのか、この男!!!あは、あははは。」
「ヒビ、キ…。」
「じっとして、








“古文書”が君に一度だけ超魔法の知識を与える。」

グゥン

「うぁっ。」
ヒビキは古文書を使ってルーシィの頭の中に知識を送り込む。
「な、」
「こ、これ…なに…!?頭の中に知らない図形が…。」
(「危なかった…。もう少しで僕は闇に落ちる所だった 。
だけど、君と星霊との絆が僕を光で包んだ…。君ならこの魔法が…。」)
ヒビキは心の中でルーシィに感謝した。ヒビキは今、自分にできることでルーシィに恩返しがしたいのだろう。
「おのれェ~っ!!!カエルム!!!やるよォー!!!!」
エンジェルはカエルムを掴みルーシィに突撃してきた。
「頼んだ、ルーシィ…。」
ヒビキは魔力を使い果たしその場に倒れた。
「天を測り、天を開き、あまねく全ての星々その輝きをもって我に姿を示せ…。
テトラビブロスよ、我は星々の支配者。アスペクトは完全なり荒ぶる門を開放せよ。」
ルーシィが呪文を唱え始めた瞬間辺りが魔力に包まれていく。その光景はまるで宇宙にいるように錯覚させた。
「全天88星。」
「な、何よこれぇ。ちょっ…。」
エンジェルの周りにいくつもの惑星が出現する。
「光る、









ウラノ・メトリア!!!!」

ドガガガガガガ

「きゃあぁあああぁ。」
エンジェルに惑星たちが次々襲いかかってくる。エンジェルはかわす術もなく宙を舞った。
エンジェルの服はボロボロに焼かれ川へと落ちてきた。

ザパーン

「!?ひっ。」
我に返ったルーシィは落ちてきたエンジェルに驚く。
「…!?あれ?」
ルーシィは何がなんだかわからないでいた。









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