18話
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コンピューターウイルスを感染させることにより、その施設もノエルに支配されることになり、そこから、更にアクセスしたコンピューターに感染して支配下に置かれます。
ブリタニア本国でもエリア内でも紙などのアナログ以外なら知らない情報が無いほどです。
おかげでキョウトの情報は筒抜けになり、手に入れた情報を、もし、ブリタニアに知らせたらキョウトのメンバー処刑されることになるでしょう。
今のところは、そんな事は考えていませんが、これからの行動次第でしょう。
技術力はありますが、現状の戦力ではブリタニアという国には勝つ事は出来ない事がわかっているので、どうすれば良いのかを思案しているところです。
そして、現在、I・D社のノエルに呼び出しを再び受けています。
「ノエル、どうしたのですか。」
「モニカ・クルシェフスキー卿より面会して欲しいとのお願いがありました。」
顔が引きつるのを止めることが出来ません。
「なぜなんでしょうか。」
「何でも相談したい事があるそうなのですが、宜しいでしょうか。」
「何を相談して来るのでしょうか。」
「それは、不明です。」
「勘弁してほしいのですが、駄目でしょうね。」
「はい、彼女との関係はこれからも必要になります。ですので、今日の面会を受ける事を進言します。」
「わかっていますよ。」
暫くすると、ノックがし、秘書が来客を告げます。
「社長、来客のモニカ・クルシェフスキー卿が来られました。」
「では、こちらにとうしてください。」
「わかりました、社長。」
「いよいよ、来たのですか。私は隠れますよ。」
「わかりました。」
そう言って、いつもどうり隠れます。
その後、ノックがします。
「失礼します、モニカ・クルシェフスキー卿が来られました。」
「入ってもらってください。」
「わかりました。」
「失礼します。」
「ようこそ、お越しくださいました。モニカ・クルシェフスキー卿。」
そう言って、ノエルは立ち上がり、頭を下げます。
「いいわ、プライベートだもの堅苦しいのは無しにしましょう。」
「わかりました。下がってもいいですよ。」
「失礼します。社長。」
秘書が離れた事を確認し、隠れている場所より現れます。
「モニカ・クルシェフスキー卿、どういった御用ですか。」
「今日は、警戒心がかなり強いのですね。」
「もちろん、この前の事もありますから、ガジェットの武装の件。」
「確かに、半ば脅しの様だったもの、警戒して当然なのですが、この前と態度が違うのですね。」
「プライベートだと卿が言われたでしょう。それに、この前、ファーストネームを許してもらいましたから。」
「取り敢えず、ソファーにおかけください。」
「ええ、そうするわ
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