第十二章
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たね」
「知りません」
「知らないのですか」
「そうです」
顔を背けさせ続ける古館だった。彼の言葉は意固地なものにさえなっていた。
「何も知りません」
「クラスメイトの教科書に色々な色のマジックで落書きしたことは?」
岩清水は顔を背ける彼にこう言ってきたのだった。
「それは御存知ありませんか」
「それは・・・・・・」
「ではお弁当に色々なものを入れたことは」
今度はこのことを言ってみせたのだった。
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