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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第389話】
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からもうこの機体は開発せずに新たな第四世代ってならない為の処置だって。 ……パッケージ装備で第二世代、第三世代の機体の延命措置も考えないと、国家予算も馬鹿にはならないし、会社としても注ぎ込んだお金が無駄になっちゃうもん。 ――まあ、有坂先生は実際は技術向上で便利にしたいらしいからね」
有坂先生とお母さんの使い分けは、多少混乱するものの言ってる意味はわかる。
実際第四世代の紅椿の登場で、各国が注ぎ込んできた予算が無駄になったと嘆いている国もあるぐらいだし。
とはいえ、争いの火種になりかねないから多分母さんはこの技術も……まあわからないが。
「……まあ何にしても、母さんが一番謎だな……。 正直、時期が時期なら母さんが有名になってたんじゃないか? まあ白騎士事件みたいな内容が無いと、一蹴されるが」
改めて村雲・弐式を見ると、腕部と脚部、そして肩部にパッケージが装着されている。
とはいえ、傍目から見ると追加装甲を装着したようにしか見えないから起動自体が防御だけなら新型の防御システムぐらいにしか思わないかもしれない。
「俺はどうするかな……美冬みたいにPPS用フライヤー・ユニット背負ってもいいが、カスタムし過ぎてフライヤー・ユニットのウィング、折り畳まなきゃ使えないし」
「うん。 まあでもまだまだ時間はあるんだし……実際のレースは妨害ありだから、単純にプロペラント・タンクの増設だけでもいいかも」
「だな。 まあゆっくり考えるさ」
そう答えると、訓練機組が練習を始めていて、光のビーコンのラインからコースアウトしないように中央タワー外周を飛翔していった。
「さて、次は増設スラスターのシャル達に訊いてくるかな」
「了解。 私達は次辺りに三人で飛ぶからね? 美春ちゃんのパッケージデータ収拾も兼ねて、本格的にやるからヒルトも良かったら見ていてね?」
「あぁ、わかったよ未来。 じゃあまたな」
そう言って手を振り、その場を離れて俺はシャルとラウラの二人に会いに、浮遊して向かった。
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