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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第389話】
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景であり、山田先生の容姿の良さもあってか正直教師で無ければデートにでもお誘いしたいぐらい。

 ――って誰かに言えば不味いので言わないが……しかし、山田先生が一人身というのは非常に勿体無い気がした。


「有坂君? どうし――あっ……」


 流石に俺の視線に気付いた山田先生は、恥ずかしそうに腕で自分の胸を隠すように組むと、身体を横に向け、顔は俺の方へと向けると口を開く。


「あ、あの、私……ISスーツ新調した方がいいんでしょうか?」

「え? ……そうですね、胸元がキツいのでしたら新しくした方が良いのでは?」


 正直、目の保養にはなるものの、はち切れそうなぐらいの巨乳が、ISスーツに苦しそうに納まってるのを見ると新調した方が懸命かもしれない。

 だが……胸元を強調する今のISスーツは、他に男子がいれば絶対絶賛するだろう――。

 一夏?

 一夏はホモの可能性が真実味を帯びてきたので、絶対興味がないだろう。


「や、やっぱりそうですよね……。 あ、有坂君も授業に集中出来ないようですし……」

「い、いえ。 自分としては眼福ですので大丈夫ですが」

「はぅっ!? あ、あまり見ないでください……。 せ、先生は恥ずかしいです……」


 そう言って更に腕を組んで隠す仕草をするが、更に強調されるその谷間が素晴らしい……。

 ――と、後ろから殺気みたいなのを感じる。


「有坂」

「はい?」


 振り向くと、織斑先生が立っていてその刹那、無慈悲なチョップが俺を狙う――だが、それを仰け反って避けてみせた。


「チッ! 避けるな馬鹿者」

「わははははっ。 ――ではなく、いきなり何なんですか!」

「教師をそんな目で見る有坂が不謹慎なのが悪い」


 う……正論過ぎて反撃も出来ない。

 とはいえ、あの見事な乳房に目がいくのは健全なる男子ならば当たり前の事だと思う。

 特にたっくんや信二なら見るはず。

 勝手にそう結論つけていると、織斑先生がため息を溢しつつ――。


「有坂、他の専用機持ち達とも話してこい。 今回のキャノンボールでの経験、お前にとっても悪いものにはならないはずだ。 訊いて回るのはお前の好きな順で良いだろうしな。 では山田先生、他の生徒の指導に向かいましょう」

「は、はい。 では有坂君、もし何かわからないことがあれば先生か織斑先生に訊いてくださいね」


 そう言っても山田先生は浮遊して訓練機を扱う女子の元へ、織斑先生も腕組みしながら向かっていった。

 さて、まずは誰から――あ、目についた篠ノ之&一夏で良いだろう。

 そう思い、ISを展開したまま二人に近付くと、機体に備わっている空中投影デ
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