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ウィザード外伝-仮面ライダーサマナー-〜指輪の召喚師〜
饗宴の始まり
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トを付けた戦士…その名も、指輪の召喚師・サマナー

『さあ…饗宴の時間(パーティータイム)だ!』

[CONNECT Now]

サマナーは自身が使う魔法の指輪・サマナーリングの内の一つ…コネクトリングで魔法陣を出してそこへ手を突っ込み、黒い紋様が刻まれた鐘(ベル)が複数吊り下げられている大鎌型の武器『ヴェルサイザー』を取り出し、その切っ先をマカラに向ける。

『ざけてんじゃねえ!上等だ!てめぇ!ゴラァアアアアアア!!』

『そんな単調な動きで…ハッ!』

マカラは野獣の様な怒りの咆哮を轟かせ、飛び掛かりながら両腕の鈎爪を振るうがサマナーは難無くそれを軽快なバックステップでかわして距離を取り、ヴェルサイザーを投げつける。

『ギャッ!?なんだこれは!?ガッ!ゲッ!?ガァアアアアッ!!』

主(サマナー)の手を離れたヴェルサイザーはまるで意志を持ったかの様に回転しながらマカラの身体を何度も斬りつけ、ついには左肩を深く刔り、右手の鈎爪を切り落としてしまった。

『おいおい、パーティーはまだ始まったばかりだよ?この程度で閉幕にされては困るじゃないか…まだまだお楽しみがあるんだ。じっくりゆっくり楽しんでおくれ。』

[PLASMA Now]

『ぎぃえあぎゃああぁあああああ!!?』

サマナーは戻ってきたヴェルサイザーを掴むと間髪入れずに次のサマナーリング…プラズマリングを嵌め、右手の平を向けると魔法陣が現れ、次の瞬間…青白い電撃が飛び出し、避ける暇も無くマカラはダメージを受けてしまう。

『はあ…なんだか思いの外楽しめないな、もういいや…これにて閉幕…!?』

『させると思いますか?』

サマナーはマカラに対して興味を完全に無くしたようで、その首を狩り取ろうとしてヴェルサイザーを再び投擲した…だが、突如、蒼い鳥の羽根を撒き散らしながら巻き起こった巨大な乱気流の壁がそれを防いだ。

『マカラ、ゲートそっちのけで暴れてると聞いて来てみれば…なんですか?このザマは…?』

『カラドリウス…デメ゙ェ…余計な真似を…ガフッ!?』

『お黙りなさい、愚か者…我々の目的はなんですか?答えなさい』

『痛ッ…ギャエ゙ァアアガァアアア!!に…人間を絶望…ざぜで…新だなファントムを…生み出じ…ギヒィイイイ!!?許じでぐでぇええ!!』

乱入してきた新手のファントム…否、カラドリウスは今回の馬鹿騒ぎを起こしたマカラに踵落としを叩き込んで地面に叩きつけて頭を踏んで無理矢理捩じ伏せる。カラドリウスの暴挙を振りほどこうとしたが次の瞬間…マカラの顔がカラドリウスの足から巻き起こる旋風によりズタズタに切り刻まれ、堪らず彼はこれ以上の制裁を逃れるために情けない悲鳴混じりでファントムの目的を復唱した。

『解ればよろ
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