第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第六話 フラグ回収って怖いよね
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
あの後、直ぐに猫が消えた。そしてシグナムと第二ラウンドを開始した
だがそれも謎の、いや恐らくは夜天の魔道書にあった魔法の一つであろう雷により結界は壊され逃げられてしまった
まあ今回は皆に怪我があんまりなくて良かったかな。ヴィータと戦っていたなのは達も記録を見る限り押していたっぽいし
問題はあの猫だ。記録を見て見ても仮面の男しか映っていなかったので多分変身魔法により姿を偽っていたのだろう
ネコの正体が直ぐにでも分かればいいんだが....
とりあえず今日フェイト、というかリンディさんの家で会議をするからということで来ている
なのはとフェイトは一階でデバイスの説明を受けているだろう。俺はもう聞いてあるから問題ない
二階には俺とクロノ、リンディさんにアルフがいる
「問題は彼等の目的よね」
「ええ、どうも腑に落ちません。彼等はまるで自分の意思で闇の書を完成させようとしているようにも見えますし...」
リンディさんとクロノが話を切り出す。目的がわからないというのは現時点の状況だと分かるがクロノよ、何でそれが異常なんだ?
「ん?それってなにか可笑しいの??闇の書ってのもようはジュエルシードみたくすっごい力が欲しい人が集めるもんなんでしょ。だったらその力が欲しい人の為にあの子達が頑張るってのもおかしくないと思うんだけど」
アルフ...根本的に違うぞ
「まず」
「第一に」
俺とクロノが同時に喋り出して重なってしまった。クロノの方を見るとアイコンタクトで、どうぞって言ってるので俺が説明するとしよう
「確かに彼等の意思で集めるってのは可笑しくないかもな。例えばデバイスに積まれてるAIだってマスターの為になろうと自分自身で色々考えるだろう?それと同じだな」
「なんでAI?彼等は人間じゃないのかい??」
あ、そこからですかアルフさん。よく考えてみれば夜天の書の細かい性質を知ってるのは管理局員だけか
「あー、あいつらヴォルケンリッターっていうのは夜天の魔導書に備わってるプログラムの一つで本自体と主を守り、頁を集めたりするのが目的で作られた。だから感覚としてはAIと同じだな」
「なんでそこまで詳しいんだ?それに夜天の魔導書とは?闇の書じゃないのか??」
クロノが質問を大量にしてくる。しまったな、管理局予想以上に無能だった。これくらい知ってろよ
「あ....まあ置いといて「どうせ魔法なんだろ」おいクロノ、察しがついてるならちゃちゃ入れるな。で後ろの質問な、夜天の魔導書っていうのは闇の書の本当の名前だよ。闇の書っていう名前は恐らく壊れた防衛プログラムの特性が由来だろうな」
「壊れた...ですって?」
リンディさんが驚きの真実が発覚したかのような感じに
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ