第1話 出会いは突然過ぎる?
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男性とほとんど接触したことない環境で甘やかされながら箱入り娘として育った私にその視線を受け止められるような心の力はない。
「あ、ちょ!?」
そんな私の様子に気が付いたのか、私の下着から無理矢理名残惜しそうに視線を外した男子学生が私に何か言おうとしていたが………一度決壊したこの気持ちはもう止められない。
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!もう………もう帰りたいよ!!お姉様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その叫びは僅かに残る太陽の光に照らされる住宅街で涙を流す私とその側でオロオロと慌てる男子学生という訳の分からないカオスな状況に偶然その場に通りかかった通行人が国家権力(警察)という存在を呼ぶきっかけとなり………
「俺は………何もしてないんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「はいはい、あとの話は署で詳しく聞かせてもらうから………ん?君はたしか駒王学園で変態と有名な兵藤一誠とかいう学生だな!?………もう素直に白状するんだ」
「え!?そんなに俺って有名なのか?………っていうか冤罪だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
男子学生がパトカーに乗せられながらそんな会話があったとか無かったとか………
しかもその後、今まで私を探していたらしいリムジンの運転手に私は発見されて駒王学園までリムジンで向かっていったので男子学生の冤罪を証明することが出来ず、取り調べが深夜まで続いたのはまた別のお話………
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