二十話 再影
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寮が安全なのかがわかる。
もしシャドウが目で見ていたのだとしたら、寮の中でシャドウが現れたり、原作の真田先輩がつれて帰ってくるみたいなことをしなければ、寮や建物の中は安全ということになる。
しかし、シャドウが気配のようなものを感じるのであれば、そのときはもう俺では対処できない。
もしそうだとすれば、元々のプランである原作の寮駆け込み作戦を実行するつもりだ。
「・・・」
先輩は無言で俺の腕に縋りつく。
その顔には、前のようなどこか楽しそうな雰囲気はなりを潜め、恐怖だけが残っている。
(あーやべぇ、こえぇ・・・てか、都合よくシャドウ現れるんかな?てか来るなら超雑魚にしてくれよな。というより足遅い奴)
なんて思いながら俺は携帯を見つめる。
そして、時刻は0:00。
世界が変わる。
空は緑色になり、町からは人の気配が完全に消え、ゴーストタウンのような雰囲気へと一変する。
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