早すぎる決戦
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
で相手にできる数ではないだろう。・・・士郎以外がパイロットであれば
「準備が出来次第、艦内で静かに待機だ。物音一つ立てさせるな!・・・これで気づいてくれなければいいのだが」
「敵機まもなく本艦上空を通過します」
そして前方だけが開いているドームの中から通過していくジオン軍を視認する
その数はぱっと見だけでも60機近くあるのではないだろうかと思える程だ
「敵機離れていきます。」
十分な距離が空いてから索敵担当が告げる。
しかし、艦内の全員がホッとしたときだった
「敵部隊から離れる熱源有り、数は4、反応からしてザクです。まっすぐこちらへ向かってきます!」
「ちい!やり過ごすのは無理だったか!後続もすぐ来るぞ!ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク発進用意!」
その指示と共にアムロがガンダムに、カイがガンキャノンに、ハヤトがガンタンクの砲台部分に、リュウがガンタンクの操縦席に乗り込んだ
「シロウ大尉なしでこれだけの数相手にできるのか?」
「アムロ、今はいない奴のことは考えるな!敵を墜とすことに集中するんだ!」
「リュウさんの言う通りだぞ、アムロ。敵は目の前まで来ているんだ。カイさんも頼みますよ?」
「ヘイヘイ、せいぜい死なないようにやるよ」
そして4人の乗る3機は出撃するのであった
「シャアは僕が引き付けるのでガンキャノンとガンタンクは残りのザクを!」
「こっちは3対2だってのに自分は1対1かい?」
「カイさん!緊張してるからってアムロをからかわないでくださいよ」
士郎との訓練の賜物であろう、正規のパイロットでは無い3人だったが心なしか余裕を感じさせる
一方怪我のため訓練に参加していなかったリュウは軍人である自分よりもしっかりしている子供たちに唖然とするのであった
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ