第11巻 遺跡を探検す
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食えねぇかな?まあ、きのこは怖いしあきらめるけど。
「道がねぇな。上も上れそうにないし。手分けして道を探そうぜ!」
「そうだなァ。兄ちゃんはあっちを頼む。オイラとアマ公はこっちを調べるぜィ」
そして数分後。きのこの場所に戻るとアマ公が太陽を出してきのこに日光を当てていた。
「でかっ!?」
きのこは日光に当たった途端に急成長。
すごく、大きいです。
何メートルあるんだろうな?
「きのこを上っていけば上に行けそうでィ!」
「そうだな。ってかこの世界のきのこはすげぇなー」
弾むきのこの上をジャンプして先へ進む。
「何この道、怖ぇな……」
天然の岩の道とでも言うのだろうか?
道から外れると下にまっさかさま。かなり高さあんぞこれ。
「慎重に進もうぜ……」
「そうだなァ……ってちょっと待ってくんなィ。さっきのでっかいキノコ……あれからどうも鼻がムズムズしてよォ。ふぁ……ふぁ……ブァ〜ックショイ!畜生!」
イッスンが盛大なくしゃみをしたその時……ぴし、ぴしぴし……と後ろから嫌な音がして振り返った瞬間、ひどい音を立てて道が崩れ始めた。
「ってオイイイイィィィィィ!!?道が崩れてんぞ!!走れぇぇぇぇぇぇ!!」
「ワフウウ!?」
俺達は走った。そりゃもう全力で。
後ろからどんどん道は崩れ去り、扉の前に来た所で後ろから崩れる音が止んだ。
「ぎ、ぎりぎりせーーーーふ」
「間一髪だったなァ……」
「誰のせいだ!!」
「すまん!!」
珍しく立場逆転。
俺も怒る時は怒る。イッスン仕置き中。
「んじゃ、仕置きはこれで終わりにして先進もうぜ!」
んで、さきに進んだ結果。
きもい鍵がかかった扉があったんだけど……何この遺跡、きもい物尽くし。
しかもこのきもい鍵、一切攻撃が通じない上に攻撃するたび小ばかにしてくるよ。
「なあ?イッスン。このきも鍵ぶち抜く方法探そうぜ?」
「そうだなァ……ど派手にぶちかまそうぜィ」
俺達は静かな怒りを胸に、奴をぶち抜く方法を探した。
現在捜索中。少々お待ちください。
「アタタタタタタタァ!ホアチャア!!」
「あべしっ!!」
その途中、答選坊とか言う壁がいたけど経絡鬼孔を突く北斗な拳で倒しておいた。
壁が派手に散った後、きも鍵をぶち抜くのに丁度良さそうな破魔矢が出てきたので俺達はそれを持ってきも鍵の所へ戻った。
きも鍵は見るからに破魔矢を見て怯えている。
ほう、そうか。これが弱点か。
「イッスンさん?」
「準備はいいぜィ」
「「ぶち抜けェェェェェェェ!!」」
俺達はきも鍵に破魔矢をぶち抜くつもりで突き刺し捻り込む。
結果、きも鍵は派手に散った。
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