少年は剣の世界で城を上るようです 第五層
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にしか見えない。
俺もいつか、こんな相手が現れるのかな・・・?
クイクイ――
「うん?」
「ママは、パパの・・・だよ?」
「あはは、分かってるって。誰もノワールさんに惚れてなん、て………………パパ?ママ?」
「・・・・・あ。なんでも、ない。気にしない・・・で?」
無表情なままお願いのポーズをして、こてん、と頭を傾けるアリアちゃん。・・・・可愛い。
いや俺はロリコンじゃない筈だ。だがしかしこの子を可愛いと思わない奴は居ないだろう。
よって、俺は今の記憶を封印する事にした。そして、拳を天高く上げ宣言する!
「「「可愛いは、正義!!!」」」
「っておわぁ!?お前らいつ後ろに!?」
「あと待つだけだもの。暇しているよりはアリアを愛でていた方がいいと思わないかしら?ロリコンさん。」
「ちょっと待てそれには異を唱えたい!確かにアリアちゃんを可愛いと思ったのは事実だけど、
いやらしい意味は微塵も持ち合わせてないぞ!」
「それだってロリコンって言うんだぞキリト。認めれば楽になるぞ〜色々と。」
テリロリロン♪
「だ・か・らぁーー!「あ、終わった終わった。」話しはまだ終わってないぞ!?」
結局、次々と運ばれて来た料理を片付けている内にロリコン疑惑はうやむやになり、家に泊まる事にまで
なってしまった。・・・何故か、シュウマがこっちの部屋に来たが。
何か話す事でもあるのかと思ったのだが、世間話をしている間に寝落ちしやがった。
「すー……すー………。ん、ぅん…………ざこむ、し…がぁ…………這いつくばれぇ………。」
「……どんな寝言だよ。」
・・・幾ら自分の家とは言え、よく他人が横に居る状況で熟睡できるな。
このゲームが"始まって"から一年弱。誰もが仲間にすら大なり小なり疑いを抱いている世界だって言うのに。
それだけ信用して貰っているのか、将又心臓に毛が生えているのか・・・。
「(ここまでされて、疑うのも失礼な話だな……。)……ありがとな、シュウマ。」
「うふふふー………ごーてん、れんじょー…………ま、ざん…うにゃむにゃー……。」
「まさかそれソードスキルじゃないだろうな!?全く……。」
童顔な俺より子供な(見た目の)奴がここまで堂々としてるんだ。見習うべきだな・・・。
明日もダンジョンに籠るんだ、早く寝よう。今日は悪夢を見ずに済みそうだ。
Side out
Side 愁磨
「先に渡したSSを見て貰ったかと思うが……今回のボスは、それらだ。名は【the Herds of vermin 】
蟲の大軍、と言った所かな?」
「うえ
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