第89話 誰もが謎を深めて行くようです
[3/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
や進んでやった事だが――
あいつらで無理なら、俺も無理だ。まぁ最初から直接干渉するのは諦めていたが。
だがこれで・・・・・整った。
「(さぁ、出て来てくれよ主神様。あんたが出てこなきゃ始まらないんだからな。)」
Side out
Side 千雨
「みんなぁーー!」
「明日菜!アーニャちゃん!無事だったのね!」
「あったり前じゃない!あたし達を誰だと思ってるのよ!」
あたしらが闘技場に戻ってくると同時、神楽坂とアーニャとか言う先生の幼馴染が部屋に飛びこんで来た。
ったく、喧しい事この上ないがこれで綾瀬以外全員集合した訳か。
後は宮崎と早乙女の解放と綾瀬の居場所か。そのあとに待ってるのは鬱イベントかラスボス前の連戦って
所か・・・?頼むから私は村で主人公の帰りを待ってる家族的立ち位置で・・・・・・ああ、無理か。
「ほー!なんだなんだボーズ、カワイ子ちゃんばっかじゃねーか!ナギに似ず手の広いこった!」
「ご、誤解ですよ!僕が気を失ってる間に愁磨さんが無理矢理……。って、明日菜さん!アーニャ!?」
「ネギ!あんたったらもう、心配させて!!……と、誰?」
「この子がアスナかぁ!なんだなんだ色々でかくなりやがって♪」
ぽにゅん♪
「にゃ…!?なんなのよあんたぁーーー!!」
ゴズンッ!!
「おろ゛ふ!?」
喧しい所に先生とオッサンが加わった上、オッサンが神楽坂の胸を突きやがった事でもう収拾が
つかなくなった。・・・まぁ感動の再開って事で野暮はやめとこう。
「千雨殿、アレは本物のジャック・ラカン殿でござるな…?」
「んー、あー……多分本物だと思うぞ?あの巫山戯た出鱈目加減は。」
「成程。いや、納得でござる。威圧感は無いがこの包み込むような気圏。一体どれ程の死地を乗り越えれば
このように成れるのか……。」
・・・なにやらニンジャ娘はこのオッサンを豪く評価しているが、私にはどぉぉーーにも理解出来ん。
ただの適当変態オッサンにしか見えないんだがな。いや強いのは重々承知しているが。
「だけど心強いわね!英雄の"紅き翼"の人が助太刀してくれるなんて!」
「ああん?言っとくが俺はなんも手伝わんぞ?」
「「「「え?」」」」
「勘違いすんなよ?俺は俺の為にしか戦わねぇ。そーゆー男なんだよ、俺は!
自分の尻は自分で拭きな。」
私と先生は理解していた事だが、他の奴らはオッサンの事を誤解していたようだ。
アルビレオさんとかゼクトさんみてーにお優しく手を差し伸ばしてくれるとばかり思ってたな?
つかこの人らがまともに私らを助けれくれたのっていっつも最後の最後だけだった
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ