第6章 無限時計編
アンチリング
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「その人に何をする気だ!!」
俺はエンジェルに向かってそう言った。
「少し遅かったわね。」
エンジェルがそう言うと、持っていたダガーが赤く光出す。
「私の生体リングを絶った所で、まだ、同士が・・・」
ズパン!
「ぬおおおおおおお!!!!!」
「っ!!」
ガン!
「くそ・・・こんな時に光の滅竜魔法が使えないなんて・・・・・・くそぉ!!!」
俺は悔しく、地面に向かって拳を叩く。
「ぽい。」
天使はさっきの人をその変に投げた。その人の肌は黄色になっていた。
「ふふふ。」
エンジェルが俺の方にやって来た。
「分身のあなたに特別に教えてあげるわ。
我々の目的は星霊魔導士の生体リングを絶つ事。そうすれば、我らの祈りが成就される。」
「どういう・・・事だ・・・!?」
「ふふ・・・いずれわかるわ。」
「・・・・・・・・・待てよ・・・じゃあ他にも!!」
「ええ。皆それぞれの目的地で、星霊魔導士の生体リングを絶てたわ。
そして最後に、本物の子に言っておきなさい。
あなたは、もうすぐ終わるわ。歯車と共に。」
「!?」
「ふぅぅ〜ん!」
ドーン!!
「ぐわああ!!!」
俺は先程の人とエンジェルの話を聞いていたせいで、
天使の事を忘れてしまい、攻撃を喰らってしまった。
ボォン!!
「ふふ・・・さあ、行きましょう。もう、ここには用はないわ。」
「はーい。」
エンジェルは天使に乗り、この場から去った。
「どういう事だ・・・。」
俺はグレイさん達の所で消えた闇分身からの記憶を見てそう言う。
「・・・・・・。」
でももう1つ・・・・・・あの星霊魔導士の人を・・・助けられなかった・・・。
「くそ!!」
俺も闇分身同様、地面を拳で叩いたのだった。
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