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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
アンチリング
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「俺が望んだ強さはこんなモノだったか?」

「貴様は・・・・・・俺・・・!?」

そう、7年前のグリムリーパーこと、エリゴールであった。




















「どうなった・・・?」

「・・・・・・・・・・・・!」

「うぉぉぉぉ、はぁ!!あああああああ!!!!」

グリムリーパーの体から黒い雷の様なモノが現れ、それは消えていった。

「(アレか・・・・・・感じたモノは・・・アレは一体・・・?)」

俺は心の中でそう思っていた。

「奴の魂から何かが抜けたぞ。」

「ですね・・・・・・。」

アレは一体・・・

「そんな・・・私、人を治す力で・・・人を傷付けてしまった・・・・・・。」

ウェンディはそう言う。

「いや、俺には見える。やっぱりお前は治したんだよ。あいつの心を。」

ビックスローさんがそう言ってくれた。

「そうだよ。お前の治癒で・・・・・・傷付けることなんてないんだ。」

俺はそう言い、ウェンディの頭を撫でる。








































一方、ハッピー達の方にて、こっちでは雨が降っていた。
闇分身のコージはミント、サブはサミエルに担がれ、空を移動していた。

「ふん!」

「けっ!」

「仲悪いな〜・・・。」

「サブ、大人げないと思うよ。」

ミントとサミエルはそう言う。

「ところで話は変わるんだけど・・・・・・君達にもう1つ聞いておきたい事があるんだ。」

「聞きたい事?」

「何よ?」

サミエルの言葉にハッピーとシャルルが反応する。

「僕の計算が正しければ、無限時計をどうにかするは
 ・・・・・・君達が持っている、破壊の歯車が必要なんだ。」

「・・・!」

「どういう・・・事・・・!?」

「というか、何で知ってんのよ!!?」

サミエルの言葉に驚く俺達。

「ああ?そんな事聞いてねえぞ?」

変態がそう言う。

「誰が変態だ!!!!!」

「何言ってんだい、サブ?
 簡単な事、バイロ様がそう言ったんだ、遺跡で。」

「あの時ね。」

サミエルの言葉にシャルルが納得する。

「けど今のところ手掛りは0・・・・・・
 だが、新生六魔将軍(オラシオンセイス)はそれを知り、壊そうとしている。」

「やっぱり・・・・・・あの歯車をどうにかする事か・・・・・・。」

「そういう事・・・・・・だが今は、僕達について来て欲しい。」

サミエルがそう言う。俺達が移動しているのはそう言
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