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魔法科高校の有能な劣等生
原理は解らない。
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俺は過去を捨てたい。
そうすればまた昔の様に皆で楽しく遊んだり騒いだりすこる事が出来る。
だか、過去は変わらない。
変えたくても、それは実際に起こった事
それを書き換えるのは不可能、どんな真実でも受け入れるしか無い。
でも、受け入れられない。
それが今、現在で在っても

俺は動いた。
動けば余計な事を考えずに済むしスッキリする。
しかも今は新しい術式の訓練中、それに相手はウィードの中で最強の司波 達也
余計な事を考えては絶対に勝つ事の出来ない相手
俺はどちらかと言えば勝負事は負けるより勝つ方が好きだ。
だからこの訓練でも負けたくは無い。
やるのなら勝ちたい。
そんな焦りと考えが俺の頭の中を新たにすり替えた。

「中々、面白い。
それはさっきから見てるけど、実際どうやってるんだい?」

達也の目線は俺では無く。
空中に浮かんでいる何か、それは銃から発射された弾丸のそれに似ていた。

「理屈は俺にもよく分からん。
が出来る、それだけだ。」

俺自身、これはどうやって何が合ってこうなったのかは検討がつかない。
ただ、出来た。
達也のCADから放たれた魔法のよる弾丸を俺の魔法グラビティで止める事が、
それは動いていた、それに後らしき物も空中で止まった所に残っている。
これは動いていたという証拠になるだろう。
まぁ、実際これが空中に浮かばせて静止させました(笑)なんて誰も信じてくれないよな。


「これはグラビティと言うより時間が止まっているのか?
不思議な光景だ、初めて見る。」

いや、実際に時間は止まって無いと思うぞ?
もし仮に時間が止まっていたら俺は時間を操る魔法師 タイムザードになっているだろう。
だが、現在はそんなに甘くは出来ていないし
そんな風には作られてもいない。
世界って悲しいね。

「時間なんて止められる訳ねぇだろ。
流石にそれは夢の見すぎだ。」

「いや、俺は夢を見ない。
正直に言うなら見た記憶が無い。」

「それはどうでもいい夢だったからじゃないか?」

「そう、なのか?」

疑問を疑問で返された。
いや、流石に他人の夢なんて解る訳ねぇよ。
俺は超能力か?

バーン、バーン

二丁のCADから魔法の弾丸は放たれた。
話中に行き成り発砲!?
どんだけ残酷な人なの?

俺は原理の解らない魔法を発動した。
それは地面に小さな術式を展開させ放たれた弾丸を囲むようにして光る。
そして時間が止まったと錯覚するかのように弾丸は止まった。

「やっぱり不思議だ。」

「お前な話中に行き成り打つ奴がいるか!?」

「ああ、此処にいる。」

それは自然な返し方
流石にそれにはどう返せばいいのか解らない。
てか、達也って
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