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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第387話】
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丁寧に舐めるその様子に、ゾクゾクするのだが時計を見ると、九時半近くになっていた。
さっきまでは遅く感じていたのに、こういう事をすると時が経つのが早く感じる。
「……セシリア、残念だけど時間だ」
「……そ、そうですわね。 ……ひ、ヒルトさんのえっち……」
恥ずかしそうに呟きながら、無造作に置いたブラを手に取り、着けるセシリア。
セシリアの唾液でべとべとになった指をタオルで拭くと、突起した欲望の塊をどうしようかと本気で悩む。
手早く下のパジャマも穿き、来たときと同様のパジャマ姿に戻ったセシリア。
だがその表情は惚けていて、肌も赤く染まっていた。
「……ヒルトさんのせいですわ。 ……わ、わたくしにこんなえっちな事を……」
「……せ、セシリアも悪いだろ? む、胸が凝ったとか、お尻のマッサージさせたりとか――正直、理性持たないって。 思いっきり突起してるし……」
「…………!?」
セシリアも思わず目が行き、突起した俺のを見て見開く。
「い、痛くありませんの……?」
「……特に痛いって訳じゃないが……まあ男の生理現象だからな、暫くすれば沈むよ」
「そ、そぅですか……」
「まあ気にするなよ。 時間ももう無いし、これ以上長居したら俺だけじゃなくセシリアも危ないぞ? 代表候補生だし、長い時間夜の男子の部屋に居れば大変だからな」
そう言うと、セシリアは小さく頷く。
「わかりましたわ。 ……ヒルトさん、その……わ、わたくしは……ヒルトさんが……し、してほしい事は……何でもしますからね? す、少しは知識もありますし……と、殿方のモノのほ、奉仕など……」
言ってから顔を茹で蛸の様に真っ赤になるセシリア――それと同様に俺も一気に全身の熱が上がった。
「そ、そ……ぅか……。 ……ヤバ……い。 ……思いっきり想像してしまった」
小声で呟き、時計を見ると九時半をそろそろ回ろうとしていたので、無理矢理欲求を押し込めると俺は――。
「さ、さて、お、お開きにするか」
「そ、そ、そうですわね。 あ、あの、ヒルトさん……。 ま、マッサージ……凄く気持ち良かったです。 そ、その……と、特に胸の凝り等……」
「…………」
恥ずかしそうに視線を逸らし、そう告げるセシリア。
正直、理性が限界を越え、今にも押し倒して事に運びたいとさえ思う――だが、特別規則第一条を破ってしまうだろう。
「そ、そか……。 ま、また機会があればな」
「え、えぇ。 ……この初めては……わたくしが……!」
「はい?」
「い、いえ。 で、ではヒルトさん、おやすみなさい。 良い夢を……」
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