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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第387話】
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すわね」


 そう言って何度も深呼吸するセシリア――一方の俺は、下着姿が目に映らない様に天井を眺めて待っていると……。


「も、もう大丈夫ですわ。 お、お願いします」

「りょ、了解……。 痛い時は言ってくれよ? まずは足からマッサージするから」

「え、ええ」


 短く返事をしたセシリア、足の方へと向き、視界に下着が映らない様に気を使いながら本で読んだマッサージの仕方を実践していく。

 手のひら全体を使い、脹ら脛から下へとマッサージを続ける、気持ちが良いのか時折セシリアはため息が漏れ出た。


「はぁ……凄いです……。 ヒルトさん、御上手ですわ……。 これなら、またしてほしいぐらいですわね……」


 本当に気持ち良いらしく、声に艶っぽさが出ていて妙にドキドキさせられていた。

 セシリアの肌も、シルクの様に手触りが良く、正直ずっと触っていたいとさえ思う。

 反対側の脹ら脛も使ってマッサージし、疲れを解す様に動かしてある程度終えると――。


「つ、次は腿な?」

「は、はぃ……」


 了解を得ると、俺はまた手のひら全体を使って、ゆっくり解していく。

 視界には既に、セシリアの形の良いお尻と、下着が見え、もう正直欲望の塊は突起していた。

 ここで改めて思う――下を脱いでもらったのは失敗だったと――まあ、セシリアのパンツを見れたのは、ありがとうございます。

 下心が出ないように気を付けつつ、腿を解すとセシリアが――。


「ど、どうでしょうか? わたくしの身体は」

「え? そ、そうだな……俺は綺麗だと思うぞ? せ、セシリアもやっぱり……も、モデル的な事をしてたのか……?」

「そ、そうですわね……。 だ、代表候補生になると、それらしい仕事も舞い込みますの。 ヒルトさんもご存知の様に、最近は代表候補生をアイドルとしてプッシュする手法もありますの」


 やはりセシリアにもそういった内容の仕事が来るようだ。

 ……正直、何だか面白くないが、だからといって俺が言っても良いものか……。

 ……だが、やっぱり言おう、言わなきゃ伝わらないのだから。


「……セシリア」

「は、はぃ……?」

「わ、わがままで悪いが……あ、あまりそういう仕事受けるな。 た、只でさえフレキシブルの特訓で大変なのに……き、気分転換だと思うなら、俺が気分転換に付き合うから」

「……わ、わかりましたわ。 ……うふふ」


 何故か嬉しそうに笑うセシリア――ヤキモチ……なのだろうか。

 とはいえ、アイドルだのモデルだのは、専門職の人に任せる方がいいし、正直そういった世界は枕営業とかも訊いたりする。

 もちろん眉唾物の噂だが、だから
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