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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第387話】
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が、流石にそれは不味いと思って自重する。
「あ、あの、ヒルトさん?」
「ん? どうしたセシリア?」
枕に顔を埋めていたセシリアが、真っ赤な表情で俺を見ながら――。
「そ、その……」
「……?」
表情は赤いまま、言いにくそうに口をモゴモゴさせるセシリア――だが、意を決したのか、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
「ぱ、パジャマの下……脱いだ方がよろしいでしょうか……?」
「……へ?」
耳に反響するように、セシリアの言葉が何度も何度も脳裏を過り、そのイメージが浮かび上がる。
「ちょ、ちょっと待てセシリア。 し、下ってそんなに脱ぐ必要があるものなのか?」
「え? ……そ、その、ヒルトさんが少しでもマッサージしやすいようにと……!」
顔を真っ赤にして告げるセシリア――いくら好意を抱いてるとはいえ、男性の前で自身の下着姿を晒すのだから恥ずかしいのだろう。
それに、その布一枚の先にはセシリアの産まれたままの姿――もとい、成長した肢体がそこにあるのだから――ヤバい、鼻血が出そう。
楯無さんもそうなのだが、下を脱いでもらった方がやり易いのだろうか……?
素人故に、全くわからず、どう答えればいいのやら……とはいえ、脱いでもらった方がしやすいかもと、下心抜きでそう思い始めると――。
「そ、そうだな。 ……じゃあ、下も脱いでくれるか……?」
「わ、わかりましたわ……。 ひ、ヒルトさん……あまり見ないでくださいな……。 は、恥ずかしいですわ……」
顔を真っ赤にし、パジャマの下を脱ぎ始めようてするので俺は思わず後ろへと振り向く。
小さく衣擦れする音が耳に届き、六月のシャルとの着替えが思い出した。
あの時は、手が滑ったとはいえシャルの下着をずらすという暴挙に……カウンターで顎に蹴りを食らってノックアウトしたのはもう遠い過去の記憶。
――と、衣擦れする音が聞こえなくなったのと同時に、セシリアの声が……。
「も、もぅ大丈夫ですわ。 ……は、恥ずかしいのであまり見ないでくださいな……」
許可も得たので振り向くと、再度ベッドにうつ伏せになったセシリアが視界に映る。
さっきと違うのは、下のパジャマを脱いで、露になった下半身――大事な所を隠す下着一枚のみの姿で、形の良いヒップが正直、下半身に血液を集中的に送るのがわかった。
下着は派手な物ではないのだが、材質はパジャマ同様のシルクに思えた。
若干身体が強張ってる様に見え、俺は――。
「せ、セシリア?」
「は、はい……」
「か、軽く深呼吸した方がいいぞ? か、身体が強張ってる様に見えるから」
「そ、そうで
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