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色々と変なIS学園物語
本編
第03話「え、冒頭が前話と同じ? 気にしない気にしない」
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「そう言えば例の1年生の試合ってどうなったんスか?」

前回と同様、生徒会室に集まって食事をしていたら、ふと思い出したように例の決闘の事が話題にあった。

「あら? 試合観に行かなかったの?」

「漫画読んでたッス」
「朝からバイト」
「遊びに行ってたナ」
「お昼寝してました〜」

「この自由に共め…」

自由気ままな行動にここ暫く自由な時間がほとんど無い楯無が思わずイラッとしたのは悪くないだろう。


「お嬢様もあまり人のこと言えませんよね。私に書類全部押しつけてますし」
「そ、それは、織斑君やその周囲の子たちの実力と人物を見極めるために――」
「試合のあと、どちらに行かれてたのでしょうか?」
「……でね、試合なんだけど!!」
「はぁ…」

楯無の専属従者を務める虚が思わず溜息をつく。
どこの世界でも彼女の気苦労は絶えないようだ。

「ふ〜ん、イギリスのオルコットが勝ったんだナ」
「まぁ、予想どうりッスね」
「織斑君も結構良いところまでいったんだけれどね…。最後の最後で自爆してお終いよ」
「ハ? 自爆って…」
「ま〜やん先生みたいに壁に突っ込んだりしたの?」

ついこの間、とある男子の試験を請け負った山田麻耶という女教師が緊張のあまり操作を誤って壁に激突したのだ。
その後、眼を覚ました彼女は先輩教師である学年主任にこってり絞られたらしい。

「あの先生、おっちょこちょいなところ抜けば凄いんだけどナ」
「わかってないッスね〜ダリィ先輩。それがあの先生の萌ポイントなんスよ」
「お前は何を言ってるんダ?」

フォルテの発言に心底わけがわからんといった態度をとるダリル。
趣味や学年、体格や戦闘スタイルも大分違う二人だが、たまに一緒にいるのを見かけられる。
さらに二人はISでタッグを組んでおり、“イージス”と呼ばれている戦術に苦渋を飲まされた者も多々いる。

「あ〜、あの二人は置いてといて、自爆ってどういうことだ?」
「オルコットさんに対して決定打を打とうとたけど直前でSE切れよ」
「ふ〜ん、マナ(こいつ)みたいに瞬時加速(イグニション・ブースト)みたいなことやろうとして自爆したのか?」
「ム〜、こいつって言うな〜!!」

マナが両手を振りまわしてポカポカと叩いている(地味に痛い)が取りあえず流しておくらしい。

「えっと、私の見解なんだけど、単一仕様能力(ワンオフ・アビリティ)によるS.Eの消耗が原因ね」

「「「「「……は?(はい?)(うぇ?)」」」

楯無の推察に全員が呆気にとられる。

「しかも能力が織斑先生と同じ零落白夜」
「何だそりゃ…」
「ねぇねぇ、ワンオフって引き継ぐこと出来るの?」
「んな話オレは聞いたことが無いナ」
「今
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