【ゼロの使い魔】編
009 忠告──と云う名の脅迫
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と、原子構造をイメージし、ルーンを唱えながら杖を振る。
「“錬金”!」
その石は鉛色の物体に姿を変えた。……どうやら成功したらしい。
「……出来ました。シュヴルーズ先生」
「実演ありがとうございます。今“ディティクト・マジック”にて調べますね。 どれどれ ……“ディティクト・マジック”」
俺が精製した鉄を調べていると、シュヴルーズ先生の顔がちょっとした驚きに染まっていく。
「素晴らしい! こんなに純度が高い鉄を見たことはあまり有りません! 貴方の魔法の先生はさぞや高名の方だったでしょう!」
「いや、まぁ、ソウデスネ」
シュヴルーズ先生にこれでもかと褒めちぎられるが、こんなのは特典≠ニ、現代知識≠フ流用に過ぎないので、『そこまで褒められても……』と云う感じである。
そんなこんなで生徒達に軽い嫉妬の視線を受けながら俺の初めての授業は幕を降ろした。
SIDE END
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