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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第382話】
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本当だね。 何でだろ?」


 軽く首を傾げて、シャルは自分の前にあるチョコアイスを眺めた。


「え、えっと、私のがストロベリーアイスで、一夏さんのがバニラアイス、シャルロットさんのがチョコアイスで有坂さんのが抹茶アイスですよね」

「だな」


 ……何で俺が抹茶なのだろうか?

 嫌いではないが、正直バニラの方が欲しかった。

 このお店、気が利かないのでマイナスだな、というかアイスを四人別々の味で出すのではなく、注文の時に各々「何味がよろしいのですか?」と聞くのが接客業だろうに……。

 幾らロケーションが良くても、客の望まない味のデザートを出すお店というのならば、今後ここを利用することは無いだろう。

 そう思いつつ、スプーンに手をつけたところで一夏が――。


「どうせなら食べさせ合いっこしようぜ」


 ――耳を疑う言葉、男が食べさせ合いっこ何て気持ち悪い言い方をするので、背筋に悪寒が走ってしまった……。
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