【ゼロの使い魔】編
006 ハルケギニアでの日々
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して、バレッタさんと一緒に店仕舞いの準備に入った。
……ちなみに、バレッタさんの性別は女で年齢は22歳。で、身体をもて余しているのかこうやってたまに──週2ペースで誘惑してくる。……まぁ、その誘惑に乗り気になってしまう俺も俺で、ドライグを宿したからか性欲ならびに精力が高まった気がするのは気のせいにしておく。
(それに、偽名…だろうな)
本人はバレて無いと思っているし、スルーしておく。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「ん…朝か」
起きて、未だに規則正しい寝息を発てているバレッタさんを確認して、この家に住むようなってから即席で増設したシャワーに入る。
「起きたか」
「それはこっちのセリフですよ。バレッタさん」
シャワーから出て食卓に向かうと、バレッタさんが既に朝食の準備を終えていて、俺を待っててくれた。……あちら──地球では、両親は働き詰めだったので食卓を一緒に囲んでくれる人がいるだけで、その日のテンションやモチベーションやらが軒並み上昇する。
(俺も単純だなぁ……)
「じゃあブリミル様への祈りを省略して…頂きます」
「以下略。頂きます」
今日も今日とて1日が始まる。
SIDE END
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SIDE ユーノ・ド・キリクリ
「まさか真人君が主人公になっているなんてねぇ」
もしかしたら──と思い、カマを掛けてみたら案の定ビンゴだった。……何故かメイジである事を象徴する杖を持っていたが。
(このままボクの知識£ハりに進めば、平賀 才人はアルビオン戦役の後、勲爵士≠フ爵位が叙勲される。……まぁ、どうなるか判らないけど)
既に、ボクも居るし知識£ハりにいかないだろうことは容易に想像出来る。……そもそもボクの知識の大元は二次創作だから、原作≠フ内容が判らない。
「まぁ、なるようにしかならないか」
さすがにボクも不確定要素が多すぎるので、この件については考えるのを後回しにした。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE 平賀 才人
ハルケギニアに生活拠点を移して早い事半年。俺は風の遍在≠ノ薬屋の番を任せて、久々に地球に──俺が元々居た時間軸に戻って来ていた。
“別魅”の分身に地球で何が有ったか箇条書きで教えてもらい、用済みになった“別魅”を消す。……俺が2人も居たら両親も驚くだろうし。
「とりあえずはこの半年間、特に目ぼしい事は何も無かったと……」
地球に戻って来た理由は主にあちらでも──ハルケギニアでも栽培出来る様な野菜の種と、電子機器の入手だ。
「(なぁ、ドライグ)」
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