暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT 〜漆黒の剣士〜
第6話 「コミュルーム」
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「お前の間違いのせいでむせたんだ。というか離れろよ」
「うーん、別にいいじゃん。ボクとショウの仲なんだし」

 どういう仲だ、と言いたいところではあるが……叔母が知り合いだったこともあって、レヴィを含めた4人とは前からの知り合いなんだよな。頻繁に顔を合わせるようになったのはブレイブデュエルが本格的に始動してからだけど。

「良くない」
「何で? ボクはショウと一緒にいたいし遊びたいけど……ショウはボクと一緒にいたり、遊んだりするの嫌なの?」
「いや、嫌とかじゃなくて……」

 俺が言いたいのは距離感を保って接してほしい、ということだ。幼児や小学校低学年の子供が抱きつくのならば微笑ましい光景に見えるだろうが、現状はそんな光景には見えていないだろう。その証拠に高町達の顔は驚愕で染まっている。

「ちょっとレヴィ、色仕掛けでショウを誘惑するなんて卑怯だよ!」
「色……ねぇショウ、アリシアは何を言ってるの?」
「まあ簡単に言うと、さっさと離れろってことかな」
「そっか」
「……理解したのなら離れろよ。お前、俺じゃなくて高町に用があってきたんだろ?」
「はっ!? そうだった」

 俺から離れたレヴィは、人差し指で高町の方を指しながら口を開く。

「ヴィーたんをやっつけたっていう実力、このボクにも見せてもらおうか!」
「え……ええぇぇぇぇッ!?」

 

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