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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第381話】
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トレックの腕時計もディスプレイから出してもらった。
「では、此方の二点でお会計は――」
レジに表示される金額に、目眩がしそうになるも必要経費って事で支払いを済ませると腕時計を別々に包んでもらった。
これならカッコつけの一夏に似合う【ぼくのかんがえたさいきょうのうでどけい】って事で似合うだろう。
因みにスペックは、その日現在の気温、湿度、天気、何故か最新ニュースが見れる。
横にボタンがあるのだが、そこから小型の空中投影ディスプレイが起動するのだ。
そして電池は最新型の空気電池と太陽光発電、体温発電機能とまさに【ぼくのかんがえたさいきょうのうでどけい】というスペックだ――正直、そんな腕時計、俺は過剰過ぎていらないが。
会計を済ませて腕時計を貰うと、店内を後にする俺。
既に一夏は戻っていて――。
「ヒルト、そこのオープンカフェなんてどうだ?」
そう言って指差した先のカフェは、値段の高さとで有名なオープンカフェだった……。
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