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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos26魔法少女たちの未来設計〜Dream and a Wish〜
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頭を優しく撫でた。

「いいよ。ランサーという名を上げ過ぎたからな。その正体が局の上層部に知られた時、こうなる事は覚悟していた。もしかして上層部で始まっているのかもな。俺の争奪戦がさ。最初のお誘いが特別技能捜査課ということなんだろ? 俺の能力を活かすにはちょうど良くないか? 結構万能だしな。そう思うと悪い気はしない。せいぜい媚を売って来るさ」

ルシル君の自画自賛に私たちは苦笑を漏らす。でも、そうなら安心してルシル君を送り出せるよね。だけどはやてちゃんの表情からはまだ不安が消えてないのが判った。ルシル君はそんなはやてちゃんに「大丈夫。順番が最初に俺に回って来ただけさ」って笑顔を浮かべて安心させようとした。

「とにかくだ。俺は管理局に行く。はやて達は家に戻り休憩。なのは達も家に帰る。そして明日のクリスマスパーティの準備だ。俺も参加するからしっかりとしてくれよ? あ、そうだリンディ提督。なのは達は管理局に入る為に魔法のことをご家族に話すようですから、協力してあげてください」

「えっ?・・・なのはさん達、本当に管理局へ・・・?」

「あ、はい。この魔法の力を少しでも役立てるために」

「デバイスマイスターになって、なのはちゃん達や頑張っている局員さん達の力になるために」

「あたしも。なのはやフェイトと同じ思い」

リンディさんに私たちの思いを伝える。リンディさんは「それは嬉しいし、協力でもなんでもしたいけれど・・・」クロノ君とルシル君を見た。

「ルシリオンの移送は僕とイリスで行いますから、艦長はなのは達と一緒にご家族の元へ。本件解決と共に休暇に入る予定でしたから問題ないでしょう」

「ごめんなさいね。・・・それではクロノ、イリス。ルシリオン君の移送をお願い。私はなのはさん達と一緒にご家族へお願いをしに行くわ」

こうして私とアリサちゃん、すずかちゃんは、家族に全てを話して管理局へ入局するための許可を貰いに、そしてはやてちゃん達は体を休めるために、アースラから降りることになった。

†††Sideなのは⇒ルシリオン†††

「ルシル君・・・」

「そんな心配そうな顔をするな、はやて。大丈夫だよ、悪いようにはされないさ」

泣きそうな顔で居るはやてと目を合わせてそう告げる。そして「待っていてくれ。パーティまでには帰るから」八神家が全員揃う(半年後、リインフォースは居ないからな)のが最後となるクリスマスパーティだ、必ず帰って参加すると誓う。

「リインフォース、シグナム、ヴィータ、シャマル、ザフィーラ。はやてを頼む」

「「ああ」」「おう」「ええ」「うむ」

「ルシル君!」

「いってくるよ、はやて」

はやて達もなのは達に遅れて転送され、その姿を消した。さてと。踵を返してシャルとク
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