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Epos26魔法少女たちの未来設計〜Dream and a Wish〜
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ぜ!」

「はやて〜、アリサがあたしのから揚げ盗った〜」

「お〜、よしよし。わたしのピーマンのベーコン巻をあげるな♪ ヴィータ、あ〜ん♪」

「ピ、ピーマン・・・、あ〜ん・・・むぐむぐ・・うぅ、ぅ・・・」

はやてちゃんから差し出されたベーコン巻を丸々1本頬張ったヴィータちゃんは若干涙ぐみながら咀嚼を続ける。あー、ヴィータちゃん、ピーマンがダメなんだね。それを見たアリサちゃんは「ごめん、ホントごめん」自分のトレイに有るコロッケをヴィータちゃんにあげた。

「話を戻させてもらうけど。君たちは、管理局に入るっていう願いを何においても貫く覚悟があるのか?」

ルシル君が真剣な表情で私とアリサちゃんとすずかちゃんを順繰りに見詰めていった。訊ねられた私たちは「うんっ!」強く頷いた。迷いがあるままで決めるようなものじゃない、ルシル君はそう言いたいんだよね。

「大丈夫。1回や2回くらい許可が出されなくても辛抱強く説得するから」

「私も。お父さんやお母さん、お姉ちゃんを説得してみせるよ」

「・・・・あたしも! どうにかして説得してみせるわ!」

「そうか。頑張ってくれ、なのは、すずか、アリサ。ま、とにかく伝えることだ。自分が抱いた思いを。父であれば母であれば、きっと判ってくれる。信じろ、家族を」

打って変わって笑顔になるルシル君。どうしてだろ、ルシル君のその力強い言葉は私の心の中に有る不安を拭ってくれた。そして私たちは覚悟を示すために携帯電話のメール機能を使って連絡した。大事な話があるから時間を作っておいて、って。この話題はこれで終わって、次は明日25日の夜、すずかちゃんのお家で行う予定のクリスマスパーティについて。

「わたしらはちょう難しいかも知れへん。一応リンディさんやクロノ君のおかげでハッキリとした罪にはならへんようやけど、今後の管理局従事に必要な書類記載やわたしの健康診断とかで時間取られるかもや」

はやてちゃんがしょぼーんと肩を落とすけどすぐに「ま、しゃあないよな」って苦笑い。シャマルさんが「余裕が出来た時にやりましょ」はやてちゃんを抱きしめた。ヴィータちゃんは「うん、やろう!」ってはやてちゃんの右手を握って、リインフォースさんは「料理は私たちにお任せを」そう左手を握った。

「うん。そうやな。クリスマスパーティ、やろな♪」

笑顔になるはやてちゃん達だけど、それでもどこか寂しそう。そんなはやてちゃんを見て黙っているわけにはいかないのが親友だよ。

「ねぇ、シャル。はやて達を今日帰すこと出来ないの?」

「私たちずっと前からクリスマスパーティの約束していたんだけど」

フェイトちゃんとすずかちゃんに続いて「うんっ! 大事なことだと思うけど、書類記載とか遅らせられない?」私もシャルち
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