暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos26魔法少女たちの未来設計〜Dream and a Wish〜
[2/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
とした夢すらも無かった私が辿り着いた答え、それが・・・。

「私もね。この魔法の力で、困っている人たちを助けてあげることが、救ってあげることが出来たらいいなって、そう思うんだ。だから私も、管理局に入ってこの魔法をみんなの為に役立てたい」

シャルちゃんは「そっか。うん、大事な思いだよ。忘れないでね」って嬉しそうに笑顔を浮かべた。と、「ぼ、僕も実は・・管理局に入ろうと思うんだ」ユーノ君がどこかそわそわしながら話に入って来た。

「え、そうなの?」

「うん。闇の書のことを調べていた時、無限書庫の司書長からスカウトされて。僕も自分の知識や魔法を役立てないなぁって思って」

「そうなんだぁ。それじゃあユーノ君も一緒に働けることになんだね♪」

「う、うん」

ユーノ君と笑顔を交し合ってるところで、「アリサとすずかはどうする?」シャルちゃんが黙ったままの2人に声を掛けた。2人にはもう将来の夢がある。すずかちゃんはエンジニア、アリサちゃんは両親が経営してる会社を継ぐっていう。
私は、そんな2人と一緒に管理局に入ることが出来たら嬉しいなぁって思うけど、それが無理なことも理解してる。特にアリサちゃんは一人っ子だから、私たちの中で一番管理局入りが不可能だ。

「あ、あの。私も出来たら管理局に入りたいなぁって思う」

「すずかちゃん・・・!?」「すずか!?」

まさかの展開だった。すずかちゃんが小さく挙手しながら管理局に入りたいって。私たちの視線は一斉にすずかちゃんへ向く。すずかちゃんはちょっと照れくさそうに頬を染めながら「管理局の仕事にもエンジニアのようなものあるみたいだから」って言った。

「もしかしてデバイスマイスターのこと?」

「うん。シャルちゃん、マリエルさんを私たちに紹介した時に言ってたよね。魔導師の使うデバイスの製作・管理するデバイスマイスターっていう技術職があるって」

「職っていうか資格ね。技術職は他にもあるよ。艦船整備とか」

「う〜ん、私はやっぱりデバイスマイスターの資格を取りたいかな。そしていつか、スノーホワイトやなのはちゃん達のデバイスを看てあげることが出来れば、って」

それがすずかちゃんが新しく思い描いた夢だった。でも、うん。「その時はよろしくお願いします♪」ふかぶか〜と頭を下げると、シャルちゃんやフェイトちゃんも「お願いしま〜す♪」ってふかぶか〜と頭を下げた。すずかちゃんに“レイジングハート”や“バルディッシュ”、“キルシュブリューテ”が看てもらえる日が来るのが待ち遠しい。

「あ、あ、あたしだって! あたしだって管理局に入りたいわよ! あんた達と一緒に、魔法で困ってる人たちを助けたいわよ! そ、そうよ! あたしが一人っ子だからダメなのよ! 今からでも遅くないわ、弟を作ってもら
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ