16話
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は格闘戦の方がかなり得意ですから。」
「私は、射撃戦が得意。それに、私の目覚めた力は感応系の力だから。」
そう言って、アーニャは胸のペンダントを見ます。
彼女の受信力は高いらしく、今のところはペンダント型の制御装置が日常生活には必要になります。
「これが、試作機の概要になるよ。何か質問はあるかね。」
「そうですね。シールドの二層目のアンチビームフィールドは防御力のはどうなっていますか。」
「そうだね。シールドに収束しているからね。普通に使用するよりも防御力は向上しているね。本来、機体全体を覆っているものが一点に収束しているからね。」
「そうですか。1人でも操縦は可能ですか。」
「それは、もちろん可能だよ。メイン、サブどちらからでもね。」
ウプウアウトを眺めながら、Z・Oオーラについて考えます。
かなりの防御力を持っている様なのですが、どのような物を防ぐことが出来るのか良く分かっていない事に気が付きます。
「Z・Oオーラなのですが、どのような物を防ぐことができるのですか。」
「そうだね、こちらで試験はしてみたがあらゆる攻撃を遮断していたよ。物理、ビーム等あらゆる攻撃が軽減されるという形でね。」
「軽減ですか、ゾル・オリハルコニウム製の装甲、念動フィールドと合してかなりの防御力をが期待できそうですね。ですが、消費エネルギーは大丈夫なのですか。」
「そうだよね、ユグドラシルドライブだと、防御システムだけで、直ぐにエナジー切れを起こしちゃいそうだよね。その他にも武装とかの事を考えると凄い消費量だよね。昔の僕の常識じゃ考える事が出来ないだろうね。」
「そうですね、動力の出力がかなり違いますからね。ここに来てから、今までの常識がかなり破壊されてしまいました。でも、楽しかったですよね。」
「自重しなくていいからね。かなり楽だったのは事実だよ。気に入らない者に邪魔されることが無いの素晴らしい事だよ。」
「ジェイルはそういう事が良くあったのかい。」
「まあね。」
そう言って、ジェイルはブツブツと言い始めます。
時折り、「あの脳みそどもめ」や「鬱陶しいゴミ共が」とかいう言葉を私の強化された聴力が捉えます。
暫く、ブツブツ言い続けた後に私の方を向き直して、説明の続きを始めます。
「そうだね。2つのエンジンの出力を考えたら、十分可能だと思われるから防御システムを搭載する事にしたんだよ。計算上はね。」
「それも、これからのテスト次第という訳ですか。」
「まあ、概ねそのとうりだよ。」
「まあ、大丈夫だと思うだけどね。T・Eエンジンも出力調整が不安定でも十分なエネルギーを出す事が可能だからね。」
「ロイドさん、どんな問題が発生するか、わからないですから注意は必要ですよ。」
「そのとうりなんだけど
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