16話
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ぎて、機体が負荷に耐えることが出来るか、不安だったので生まれたのがZ・Oオーラだ。Z・Oオーラの説明をするとしてゾル・オリハルコニウムの事から始めよう、種結晶である『結晶核』を投入することにより硬化して固体するのがゾル・オリハルコニウムだよ。E・N・Sの場合は、有機高分子で構成され、念動力に反応しやすい結晶核を投入して作り出している。ウプウアウトを構成しているゾル・オリハルコニウムの結晶核の性質は、念動力を流す事により、特殊な防御エネルギーを発生させる上に硬度・靭性を持つ様に調整されている。そして、特殊な防御エネルギーをZ・Oオーラと名付けている。Z・Oオーラ自体君の発動させる念動フィールドに負荷に耐えうる防御力を有している。」
「今日のテストが終了して、T・Eエンジンがどれだけ、出力調整がどれだけ安定するかによって、その他の利用法も考えたいと思っているんだよね。僕は。」
そう言って、ロイドは考え込んでいます。
「ロイドさん、追加の武装なんかを考えてるみたいなんですよ。」
「ロイド。」
「なんだい、戒。」
「武装は、機動性を損なわない程にお願いしますね。私が得意なのは高機動格闘戦なので。」
「そうなんだよね。現行のKMFだとエナジーや耐久性の問題で使用する事が出来ない武装が多かったからその問題が無いとどうしてもいろいろ試したくて仕方ないんだよね。でもそうなると機動性が損なわれちゃうんだよ。ジェイルともそこでよく悩んじゃうんだよね。」
「本当にお願いします。ロイド。」
「わかっているよ。僕としても機体の持ち味は殺したくないからね。」
次に、セシルが前に出て、説明します。
「私からは、推進機関について説明するわね。推進機関はテスラ・ドライブになっているわ。そして、スラスターはT−LINKシステムを利用する事により、細かな調整が可能よ。それにより、高機動での戦闘が可能になったわ。もちろん、大気圏内での飛行も可能よ。なんとか、なってよかったわ。」
「いえいえ、素晴らしい出来だと思いますよ。」
「それは、テストが終わるまで、安心する事が出来ないわ。」
「そうですね。確かにそのとうりです。」
そして、ジェイルがコクピットを開けて説明します。
「まず、この機体は君の要望に合わせて、2人乗りになっているよ。コクピットの前方がメインで、後方がサブになっている。メインパイロットが機体や武装のの制御に、格闘戦、念動フィールドの調整、T−LINKシステムの制御等を担当し、サブは射撃戦、T・Eエンジンの出力調整、T−LINKセンサーでの敵機の確認等を担当して貰っているよ。君とアーニャ、それぞれ、得意分野に分かれて担当して貰っている。」
その話を聞きながら、それぞれの担当について考えています。
「そうですね。私
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