第十一話 ハーレーの女その二
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どうするのかしら」
「こうしてみようかしらってね」
こう言ってだ、そしてだった。
菊は左手にまた出してきた、今度は苦無でも手裏剣でもなかった。
土だ、いや泥だった。泥の玉を出してだった。
そのうえでだ、それを。
飛べなくなり普通の動きしか出来なくなっている怪人に向かって投げた、それも一度や二度ではなく幾度も出してだった。
それを怪人にぶつける、怪人の禍々しい毒蛾の色彩が瞬く間に泥に染まりその色になる。そうしてであった。
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