第62話 懸賞の街アンキトバ
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は宿屋を出ず、修行に専念するカタチだ。
なお、カードについては、1枚目をオレ、2枚目をリニス、3枚目をフェイトが持つことにするが、オレの本のカードのNO.4x、リニスの本のNO.4x−1、フェイトのカードのNO.4x−2をアルフに渡すことによって、対外的なカード枚数を誤魔化すことにする。
まぁ、4人で組んでることがわかれば直ぐにばれるんだけどね。
☆ ★ ☆
さて、グリードアイランドに入って早3週間も過ぎ、明日はアンキトバの月例大会だ。
情報によれば奇数月のアンキトバの月例大会の賞品は指定ポケットのカードなので、アンキトバのクエストもあらかたやったこともあり、この大会の後、次の街に向かうことに決めた。
そして、その大会で「彼ら」と初遭遇した………。
そう、「彼ら」、ゴンとキルア、いわゆる主人公である。
どうやら、オレ達は本編と丸々同じ進行でゲーム攻略を進めないといけないらしい。
ちなみに月例大会は、ゴンが優勝した。
ゴン推薦のジャンケン必勝法−−−漫画を読んだときになるほどと思い、友達とやりあったので覚えていた−−−は、緩んだ手を最後に握り、グーにするという方法で無効化し、ぶっちゃけ運(でたとこ)勝負となり、決勝戦でフェイトがゴンに負けた。
ゴンとキルアには同年代−−−というかオレとフェイトの方が年下だった−−−のプレイヤーとして話しかけられ、思いがけず仲良くなった。
で、なんだかんだ一緒に歩いていると、跡をつけて来る気配がある。
ゴンとキルアも気付いているようで、「皆があんな風にわかりやすいといいんだけどな」とか話している。
で、まぁ、フェイトも交えて3人でスペルカードを使わない防御法なんかを話している。
フェイトはそういう斜め方向的な思考は苦手なほうなんで、話しているというか内容にしきりに感心している感じだが。
キルアがフェイトのその感心っぷりにドヤ顔で喜んでいるのが子供らしくて微笑ましい。
そんな風にフェイト−キルア−ゴンの3人の後ろに、アルフ−リニス−オレの3人で歩いていると、「待て!! そこの子供3人!!」と声をかけてくるおっさんが。
要は初心者であるゴンとキルアから月例大会の賞品である「真実の剣」を奪おうという魂胆らしい。
あぁ、いたなー、そんなキャラ。
思わず原作を思い出し、感慨にふけっているとそのオッサンだけでなく次から次へとカードを奪いに現れる。
「修行不足じゃないの? 目でも追いきれてなかったでしょ?」
とかなんとか、ゴンが台詞を決めて、結局この騒ぎは一旦終了。
「そんなやり方は格下に
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