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エピソード2〜とある日常の一幕〜シリカ編〜
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た。それから、なんやかんやあって、使い魔蘇生アイテム《プネウマの花》を手に入れれたけど、帰り道にオレンジギルドの《タイタンズハンド》に襲われたけど、キリトと俺で瞬殺。探していたオレンジプレイヤーのロザリアさんとタイタンズハンドのメンバーは監獄行きにしてやった。
濃い二日間を過ごしたシリカはキリトのことを『お兄ちゃん』と慕うようになりました。ちなみに俺のことは『親戚で仲良しの男の子』だそうです。
めでたしめでたし。
「何かってに回想やっちゃってんですか。で、レベリングに付き合ってもらえますか?」
「いや、別に構わないんだけど……周りの視線が鬱陶しい。」
シリカはSAO内の数少ない女性プレイヤーかつその小動物を思わせるルックスから中層ではかなりの人気があって、追っかけ隊やファンクラブが作られているらしい。そして、現に周りにちらほらとこちらの話を盗み聞してる奴らがいて、シリカが「付き合ってください」なんて言うもんだから、モブどもが殺気だった視線をこちらにむけてくる。
(な、なんだって!シリカちゃんについに恋人が!?ほ、報告だ!)
(あんな奴なんか、シリカちゃんとつりあわねぇ!ちょっと痛い目合わせてやる!)
(あ、あんな女顏でチビのどこがいいんだ!だったら、俺の方が!)
思考ダダ漏れです。しかも、時間が立つごとにモブどもの思い込みが激しくなっていく。
って誰が!チビで女顏だ!表出ろ!確かに平均身長に少し足りないけど、容姿だって、中性的な服を着れば、性別誤魔化せそうだけど、だからなんだ!
「あの〜、リョウトさん?」
心の中で、叫んでいたら、シリカが少し引き気味で話しかけてきた。ちょっと腹が立って殺気が抑え切れてなかったみたいだ。もう、早く用件済まして、ここから出よう。
「で、レベリングするに当たって、今レベルはどんぐらいだ?」
「え〜と、55ぐらいです。」
「へ〜、だいぶ上がってるな。」
「まあ、頑張りましたから。けど、さすがに中層プレイヤー同志でレベル上げしてもそろそろ限界なんですよ。だから、高レベルプレイヤーの人に手伝って貰おうと思ったんですけど、知り合いがキリトさんとリョウトさんしかいなかったので。」
「けど、キリトには頼まなかったのか?」
「今、迷宮区にいるらしくって連絡がつかなかったんです。で、リョウトさんに頼んだわけです。」
「だいたい、経緯はわかったし、プランも練れた。じゃあ、装備整えて行きますか。」
それから、ポーションとかを揃えて、シリカの装備を新調して(本人は遠慮していたが、どうせストレージの肥やし確定だったから上げといた。)、転移門のある広場へ向かったら、中層プレイヤーの皆さんがうじゃうじゃ。どうやら、俺らの会話を盗み聞
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