SAO編
第一章 冒険者生活
10.不穏な会話
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ーをヤる》んだと――――」
パタン、とスイングドアが閉じた。
「…………」
俺は今しがた出てきたドアを――今はもう見えない店内のあの五人を振りかえった。
――ビーターを…………《やる》? それはどういう意味で、なのだろうか。
男たちが話していた不穏な内容。もしも、それが人の倫理に反するものなのだとしたら……。
「……いや、そう考えるのは早計か」
だが俺は、不安を感じながらもこのときはそれを頭の片隅に追いやった。恐らく心の何処かで信じていたのだ。そんなことをする人間は居ない……と。
後ろ髪を引かれる感覚を残し、俺はまばらに行き交うプレイヤーたちに交じって、夜の通りへと歩き出した。
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