第三章 悪夢
第4話 静かな幕開け
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ェこと増やしやがって……」
多種多様な反応を見せたところで、今日の報告も終わったので、
上条「じゃ、今日の話し合いはこれで終わりだ」
佐天「はーい」
その時、一瞬よしのんの目が光ったような気がした。
一方通行が無言で部屋に戻ろうとしたところを、
よしのん『さ〜て、あーくん、今日は何して遊ぼうか〜』
一方「……」
背を向けているので表情は分からないが、一方通行が一瞬震えたような気がした。
数十分後、この家が騒がしくなった。
次の日
佐天「あーくん、大丈夫ですか?」
一方「全然大丈夫じゃねェよ……あのガキ……散々俺を振り回しやがって……」
四糸乃「でも……楽しかった、ですよ……」
よしのん『うんうん。あーくんをいじった時の反応は面白いしね♪』
琴里「あんた達、何してたのよ?」
よしのん『いや〜ちょっとね♪』
一方通行は舌打ちをして別の方向を見る。
琴里は『?』マークを浮かべて四糸乃とよしのんを見ていた。
その様子を見ていた上条が話題を変える。
上条「まさか3人とデートするとは……士道も大変だな」
佐天「そもそも3人とデートする士道さんがおかしいんですよ」
一方「……今から言っても仕方ねェだろ」
よしのん『士道くん、頑張ってね〜』
四糸乃「よしのん、士道さん、は……ここには、いないよ……?」
個性豊かな5人がここでも多種多様な言葉を交わす。
そこで、上条が再度確認するように言う。
上条「まあ俺達の今日の目的は士道のサポートだ。一応気を抜くなよ」
四糸乃「が、頑張ります」
よしのん『頑張ってね〜』
待ち合わせ時間まで残り30秒を切った。
琴里「そろそろ時間よ」
そして琴里は一呼吸おいて、不敵な笑みを浮かべて言う。
琴里「さあ、私達のデートを始めましょう」
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