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ポケモンの世界にお気に入りのポケモン持って行こう!
激闘女の戦い!
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最低な女に負けるもんですか!!」
「否だから私はそんな気無いって言ってるでしょ!?」

「………………」

この戦いが起こってから、ジンは、文句を言ってから何も言葉を発さなかった。理由は自分は偉大な母と父の息子としか見られていないという事実だ。父エミヤは誰もが認める超一流のトレーナー、『フロンティアブレーン』の称号をも所有している男。母ユカリは現役の頃は世界中を魅了してトップコーディネーターの頂点を陣取っていた『クィーンコーディネーター』という称号が与えられている。そんな偉大な父と母の間に生まれた自分は、当然様々な目で見られる。ギルやイスカ、アル、ヒジリは既に大きな大会で優勝したり、何らかの大きな武勇を立てている。だが、ジンはまだ旅立ったばかり、そんな武勇を立てている訳もない。だから、偉大な両親の子、と見られるのは当然の事なのだ、それが如何にジンを傷つけているとしても。

「(俺は、父さんと母さんの子供って言うプレミアしか価値が無いのかよ………)」

頭では解っている事だが、今日までに何度も、何百に近いほどに言われてきた事だ。流石に心に来る、そして極め付けに目の前のジムリーダーは自分を使って両親に取り入る事しか考えていない、自分など如何でも良いんだっ。そう、感じてならない。だが口には出さない、出したら、壊れてしまう気がする。


「エモ〜………」「リュ〜………」
「エモンガ、モグリュー戦闘不能!」

場面は戦いへと移る、エモンガとモグリューの死闘は激しい攻撃の交錯の末に共倒れという結果に終わった。そして互いにポケモンを戻しいよいよ最後のポケモンが繰り出される、ガイアが繰り出したのは

「ワルビアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
「ワルビアルか!!」

いかくポケモンワルビアル。地面と悪タイプを併せ持つ強力な地面タイプとして上げられるポケモンの一体だ。そしてカミツレは何を出すのか、残っているボールは2つ、一体何を出す?

「…………………ごめん、私はあいつが許せない!だから行くわよ!」
「あれなんか私悪者になってない?」
「大地を砕いて爆進しなさい!」

カミツレが繰り出した最後のポケモン、それは………

「シビィィイイイイイイイイイイイイイイルルルルル!!!!!!!!」
「シ、シビルドンだ!!」

でんきうおポケモンシビルドン。カミツレのジョーカー的な存在の電気タイプのポケモンだ。そして強力な電撃だけではなく多くの技のレパートリーを持つポケモンだ、そしてもう一つの特徴は

「ワルビアル、行きなさいどろかけ!!」

ワルビアルはサマーサルトキックの要領で地面の泥を蹴ってシビルドンへと飛ばすが、シビルドンはふんわりと浮き上がり、そのままワルビアルの背後を取った。

「ブレイククロー!
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