【ゼロの使い魔】編
002 原作≠ノ備えて
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で確認する。
「何々? ……中身は所有者の財の量に準ずるので、使用者の財があればあるほど強力な宝具になるのは言うまでもなないが、逆に財を持たない者がこれを使ってもあまり意味がない=c…と云う事は、この“王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)”はただのデカイ倉庫になっただけ、だと。……まぁ良いか」
【Fate】についてあまり識らかった俺は軽く落ち込むが、物を収納出来る倉庫が出来たので、これはこれで善しとした。
「……それにしても、神器(セイクリッド・ギア)≠ゥ。……欲しいな──あ」
倉庫≠ノ入っていた【ハイスクールD×D】を飛ばし読みしながら呟くと、俺の頭の中でナニかが弾ける音がした。
「欲しいなら取りに行けば良いじゃないか。あのジジイ≠フ能力なら神器(セイクリッド・ギア)≠熹イけるだろうし」
俺は辟易しながらも“有言実行”を行使する。
「俺は【烈火の炎】の幻獣朗の能力が使えるし、使い方も判る=c…後の問題は誰≠ゥら、そして何≠抜くかだな」
思い浮かぶのは【ハイスクールD×D】の主人公である兵藤 一誠の“赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)”を始めとした“魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)”に“絶霧(ディメンション・ロスト)”……どれか1つに絞りたいところだが──
「まぁ、とりあえず欲しい物は集めるか力≠ヘ有りすぎてもあまり困りはしない」
……尤も、俺自身に自分の力≠使いこなせれば──との注釈は付くが
「往く場所はリアス・グレモリーにも、ソーナ・シトリーにも──いや、他のどんな悪魔にも救われない堕天使レイナーレに殺されてしまった、“赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)”を持つ兵藤 一誠の元=c…こんな感じでいいか」
場所を正確にイメージした俺はスキルを使う。
「“腑罪証明”」
“腑罪証明”は好きな時に、好きな場所≠ノいることが出来るスキル──それはつまり、【ハイスクールD×D】の平行世界に往くことが出来る訳で……
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「往けたよ」
俺の眼前では兵藤 一誠が──だったモノが腹部から血を流しながら、横たわっている。
「さてと、急がないと」
早くしないと、死体から神器(セイクリッド・ギア)≠ェ離れてしまうので、俺は幻獣朗の心霊医術を用いながら兵藤 一誠の身体に手を埋め込む。
「……うっぷ」
(我慢我慢。……あった、これか)
死体をまさぐっていると云う何とも言えない気分と吐き気を堪えながら兵藤 一誠の身体の中をまさぐっていると、力強いオーラを感じた。……十中八九、これが“
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