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転生とらぶる
コードギアスR2
0646話
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始する。とはいっても、陽光軍の主力は未だにガン・ルゥだ。放たれたミサイルが大量に殺到するも、その殆どをブレイズ・ルミナスによって防がれていた。だが、そのミサイルの連続発射やロンダン、ダーロンダンの砲撃で動きの鈍ったところへ数少ないヴィンセント・ウォードが近接戦闘を仕掛け、ガレスが狙い澄ましたかのようにブレイズ・ルミナスの隙間へとハドロン砲を撃ち込み、更には星刻のヴィンセントがその操縦技術を活かして敵艦からの砲撃を回避しつつ着実にダメージを積み重ね、また一方では洪古の操るジークフリートが巨大な機体を活かして回転したまま体当たりをしたり、大型のスラッシュハーケンを突き立てていく。
 特に大型のスラッシュハーケンは軽アヴァロン級の艦に対して次々に突き刺さり、装甲を貫き、飛行不可能なまでのダメージを与えていく。
 そんな様子を見ながら、俺もまた指示を出す。

「シャドウミラー全機、同盟国である陽光に対して侵攻してきたブリタニア軍に遠慮はいらない。いや、寧ろ陽光軍に負けない程の戦果を挙げて見せろ」

 その命令を聞き、メギロートとシャドウ、そして幹部達の機体が陽光軍に負けて堪るかとばかりに攻撃を集中させる。
 ビーム、レーザー、実弾、重力波砲、その他ありとあらゆる攻撃が放たれ、殿として後方に残っていた艦を軽アヴァロン級、アヴァロン級、重アヴァロン級の区別無く撃破していく。
 それでも殿として残されるだけあってブリタニアに対する忠誠心は高いのだろう。決して逃げ出さず、1機も先には通さないといった感じで防御陣形を敷き、撤退した部隊を援護する為、必死になってこちらへと攻撃をしてくる。
 1隻、また1隻と地上へと墜落するも、それでも尚諦めずに……それどころか地上へと墜落した艦からは、フロートユニットを装備したKMF部隊が出撃してきては、シャドウミラーと陽光の部隊へと攻撃をして本隊の撤退時間を稼ぐ。
 その結果、殿として残された20隻近い各種アヴァロン級は全てが撃墜されたものの、恐らくはシュナイゼルが乗っている本隊を含めた40隻近いアヴァロン級の撤退を許す事になる。

「……まさかここまで忠誠心が高いとはな。予想外だった」

 ニーズヘッグのモニタに映し出されているKMF、あるいは艦の姿を見ながら思わず呟く。

「確かに。この場合はシュナイゼルのカリスマを褒めるべきだろう。それよりも、降伏した者達の処理はどうする?」

 星刻の問いに、小さく肩を竦める。

「俺達の立場は、あくまでも陽光の同盟軍でしかない。だから俺達が捕虜を引き受けるのは拙いんじゃないか?」
「そうは言うが、捕虜の人数を考えると陽光の者達だけでは対応がな。特に向こうは侵略してきたんだ。うちの者達では感情に走る者が出て来る可能性がある」

 以前の中華連邦との戦いと同
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