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緋弾のアリア0/D No.0 & DollMaster
絶望の宴編
首斬り人形
4幕 友達
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報を吐くのですよ!」
必死になって俺のプライベートな情報を引き出そうとする白裂。たかが俺の情報如きになんて大袈裟な。
「つーかさ、何でおまえは俺の情報を知りたがるんだ?こう言っちゃなんだが、俺の情報なんて一銭の価値も無いと思うぞ?」
自分で言ってて悲しくなるが、これは本当のことだ。この学校では唯一の男ということで珍しがられてるが、それもこの学校の中だけの話。外に出ればいくらでも男なんているし、俺なんてのはそこら辺の男子高校生Aとかそんな感じだろう。
「何か、俺の情報を使って企んでんのか?言っておくが、俺に強請りとかは無意味だからな」
何故なら金を持ってないから。あのクソジジイ、退職金もくれなかったからな。まあ、あそこは会社というよりは学校みたいなものだから別に間違っちゃいないんだろうけど。
俺がそんなくだらないことを考えていると、不意に何かが床に落ちる音がした。しかも連続して何度も。
この音は、水か?でもいったいどこから――――
そこまで考えてから、やっと気付いた。音の発生源は目の前だってことに。
目の前にいる白裂が泣いていた。今回は嘘泣きじゃなくて、本当に。
「お、おい!どうしたんだよ!」
「ミーは、ミーは何も企んでなんか、いないのです。ただ、友達が……友達が欲しかっただけなのです!」
そこでやっと気付いた。俺の心無い発言が彼女を傷つけてしまったことを。
白裂はただ友達が欲しかっただけなのだ。遠い外国から引っ越してきたばかりで、今までの友達を離れ離れになってしまって、寂しかっただけなのだ。
そのことに気付いた途端、無意識のうちに俺は白裂の頭を撫でていた。
「……ふぇ?」
「……あー、なんだ。その、悪かったよ、疑って。おまえが良い奴だってのはわかったからさ、俺と友達になろうぜ?白裂」
俺がそう言うと白裂は、ぱあっ、顔を輝かせる。
「ほ、本当に!?本当にいいのですか!?」
「ああ、もちろん」
「友達……日本で最初の、友達……」
幸せそうな顔で呟く白裂を見てると、自然と俺の頬を弛んだ。
友達、か。そういえば俺も、こっちに来てからは初めてじゃないか?友達が出来たの。
「それじゃあミーはあなたのことをゼロって、名前で呼ぶのです!ゼロもミーのことを名前で呼んで欲しいのです!」
「わかったよ、アヤメ」
「〜〜〜〜っ!」
ガバッ。
俺が名前で呼ぶと、アヤメはぎゅ〜っと身体を縮こませてから、俺に抱きついてきた。
「お、おい!?アヤメ!?」
「ふんふ〜ん!ゼロとミーは友達なのです!ハグくらい別に何の問題も無いのです!むしろすりすりとかしちゃうのです!すりすり〜」
「や、
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