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緋弾のアリア0/D No.0 & DollMaster
絶望の宴編
首斬り人形
4幕 友達
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今も昔も変わらず日本人は薄情である。たぶん。
「し、しかしめげないのですよ!あなたが優しい人間なのか優しくないクズなのかは今はどうでもいいのです!」
「何でその2択しかないんだよ……」
「細かいことは気にしてはいけないのです!とりあえず、自己紹介しましょうです!」
スタスタスタ。
「ちょっと待つのですよー!」
俺がアホなことを言いだした少女を置いて自分の席まで行くと、少女も追って俺の席の横に来た。
「自己紹介しようって言っただけなのに無視するとは、さすがに酷いのではないですか!?」
「あの流れで自己紹介しようとかアホじゃねえのと思ったから逃げただけなんだが」
「それが酷いって言ってるのです!」
涙目になって抗議してくる少女。そして女の子を泣かせたということで再び周りの女子たちから冷たい目を向けられる俺。何だこの空間、地獄か。
「あー、わかった、わかったから。自己紹介するから、泣き止んでくれよ」
「わーい、なのです!」
「切り替え早っ!?嘘泣きだったのかよ!」
少女のあまりの演技力に俺が驚いていると、向こうから勝手に自己紹介を始め出した。
「ミーの名前は
白裂
(
しろさき
)
・C・アヤメなのです!よろしくです!」
「白崎・C・アヤメ?ファーストネームが日本語ってことは……おまえ、ハーフなのか?」
「Yes!なのです!ミーはイギリス人の父と日本人の母の間に生まれた子なのです!」
イギリス人と日本人のハーフか。どうりで一人称がミーなのに、使う言葉は日本語なわけだ。
「ミーは今までイギリスに住んでたですけど、この学校に通うために日本に引っ越してきたのです!」
「さあ、ミーは自己紹介したのです!次はあなたの番なのです!」
「えー、めんどくさいんだけど」
「やるって言ったんだからやらなきゃダメなのです!ほら早くなのです!」
「えーっと、俺の名前は天樫ゼロだ。よろしくしないでくれ」
「それだけ……ですか?」
「うん。もちろん」
鳩が豆鉄砲喰らったような顔をして尋ねる白裂に、親切にも答えて上げる俺。
「いや、ミーは既にあなたの名前は知ってるので、できれば他の情報も開示して頂けると嬉しいのですが……というか、よろしくしないでくれってどういうことです!?」
「他の情報って言われてもな……あ、俺って今年の新入生代表だぜ?」
「それも知ってるのですよ!もっと他に、こう、プライベートな感じのが欲しいのですよ!」
「だが断る」
「某少年漫画のキャラ風に断られたのですよ!?」
ほう、今のセリフの元ネタがわかるのか。軽くオタが入ってるなこの女。
「ほら、何でもいいからプライベートな情
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