コードギアスR2
0645話
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ている。そもそもフレイヤをあれだけの量生産出来たのは、あくまでもダラス研究所でフレイヤを開発していた為だ。つまり、生産設備がある程度整っていたのだろう。だが、ダモクレスの開発をしていたトロモ機関では、どうしても間に合わせの設備になる。それ故、原作のように次々に撃つのは無理と見てもいい筈。
「……なるほど。フレイヤの威力ですっかり忘れていたな。確かにマリューなら」
「そういう事だ。……マリュー、聞こえているな? 出番だ。あのデカブツに改修されたシロガネの力を見せてやれ」
『了解。……フレイヤの爆発を見た時は肝を冷やしたけど、皆が無事で良かったわ。アクセルの恋人としては、十分にお礼をしないとね』
俺の言葉に、即座に通信を返してくるマリュー。笑みを浮かべつつも、目が笑っていない。穏やかな相手程怒った時に怖くなると言うが……シュナイゼル、虎の尾を踏んだな。
そんな風に思っている間にも、通信からはマリューの指示が次々に聞こえて来る。
『ブラックホールエンジン、出力最大。艦首モジュールのグラビティ・バスターとのリンクを。形状は第1射は集束砲で。それでも沈まないようなら第2射は近接型のブレードとして展開するわ。エネルギー消費を考えて、時流エンジンの出力も最大まで上げて。いい? グラビティ・バスター……撃てぇっ!』
その言葉と共に空中、それもダモクレスの遥か真上、衛星軌道上から、直径にして50m程にまで集束された重力波砲が放たれ……次の瞬間には、ブレイズ・ルミナスをあっさりと破壊し、ダモクレスの城の部分を貫通し、それでも止まらずに地面へと更に深い穴を作り出す。
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