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エピソード1ー流星剣ー
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た剣を一斉に振るおうとする。

「ちっ、厄介な……」

剣を地面と水平に構えると、重単発範囲技『スター・ストーム』を放ち、4体纏めて、ポリゴン片とする。スキルディレイを狙って赤騎士が距離を詰め、攻撃をしてこようとするが、ディレイ中のはずなのに、ソードスキルの光を帯びた左拳が振り抜かれ、赤騎士にカウンターを食らわせる。予期せむカウンターをくらい、再びノックバックする。すかさず、ソードスキルを発動し、迎撃を開始する。3連撃、5連撃と攻撃を繋げていき、ラスト2連撃を放った直後に右脚を後ろに大きく開く。そして、黒色の光を纏いソードスキルが発動する。"格闘"『月牙』。円を描くようにバク宙を決め、その途中で騎士の顎にトゥーキックを決める。顎を蹴り上げられたことによって、後方へと倒れそうとなる騎士の身体に"流星剣"3連撃『シューティング・スター』。地面を強く蹴り、騎士に瞬く間に接近すると突進のスピードを上乗せした斬撃を横一文字に放つ。さらに、刃を返して、2連撃を叩きこむ。不安定な態勢から強力な追撃を食らったため大きく後退した赤騎士。それからの戦闘は赤騎士が青銅騎士を召喚してくるも、攻略組が抑えてくれていたため、赤騎士と一体一で戦うことができ、先程よりも早いペースでHPバーを削っていき、ついにラスト一本となる。

「ヴォォォォォォォォォ」

気合と共に赤騎士はドス黒いオーラを纏い、バーサーク状態となる。バーサーク化すると、モンスターのアルゴリズムが複雑かし、さらにステータスなどが上昇する。
赤騎士が大剣を上段に構え、『アバランシュ』を発動させ、リョウトへと、大剣を振り下ろす。片手剣を構えて、防御態勢を取るも、勢いを相殺出来ずに、吹き飛ばされる。なんとか、手をつき、倒れなかったが、一瞬で接近して水平に振られた刃をガードしきれずに大きく弾き飛ばされ、壁へと激突し、ズルズルと地面におりて行く。
ゲーム世界なので、痛みはないが衝撃で身体が動きずらくなることはある。リョウトは足腰に力を入れ、立ち上がると、腰に担いでいる蒼色の鞘へと剣を納刀し、足を少し大きく開き、身体を左へと捻り、抜刀の構えをとる。
そして、再び赤騎士は『アバランシュ』を発動させ、リョウトを切り裂こうと地を蹴り、突進してくる。


「防げないなら、やられる前に殺るのみ」

"流星剣"超重単発攻撃『スーパー・ノヴァ』

赤騎士がリョウトの射程範囲に入った、瞬間、リョウトは、地面を思い切り強く蹴り、鞘に納めた剣を抜刀、騎士の鎧と仮面の僅かな隙間へと、高速の剣が吸い込まれる。

攻略組の面々は何が起こったのかほとんどの者がわからなかった。赤騎士が突進して行き、謎の乱入者の距離を詰めていく……すると、乱入者の姿が消えたと思ったら、騎士の後ろ側に現れたと思ったら、強烈な閃光とともに、赤騎士
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