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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
31 二日目(後半の前半)〜Are you a werewolf.
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いですか?」
人狼でない白が僕とワールさん二人だけで、狩人が誰かわからない。これだけじゃどうやったって今日の投票までに人狼を見つけることが出来ない。
このままじゃ役職の判らないグレーの人達の中からランダムで選ぶことになる。せめて狩人をcoさせてグレーの人を減らした方が…
「いや…ここは『死者の霊から人狼を見分けるもの』をcoさせよう」
明希さんが言った。
「そうすれば昨日処刑したソンチョさんが本当に人狼かどうかもわかる」
「……でも…そうしたら『死者の霊から人狼を見分けるもの』…長いので『霊能者』と仮称しましょう。霊能者が人狼に襲われるんじゃ…。それに霊能者を詐称して人狼が騙る場合も…」
「狩人をcoさせるのは悪手だ。狩人は自分の身を守れない。人狼に襲われたら占い師を守れなくなる。その点、霊能者をcoさせたらグレーも減るし、もし人狼が騙ったとしてもそれはそれで霊能者を疑えばいい。ほら、突破口が見えてきた」
「…そうですよね…どちらにしろ襲われるなは同じだから占い師が襲われる確率が低い方を選んだ方がいいですよね」
ちょっと解説
狩人をcoさせたら確実に人狼は狩人を襲う。人狼が一番殺したいのは占い師。その占い師を守る狩人はとてもじゃまだからだ。狩人を襲い終わったら次は占い師が襲われるのは必須。
霊能者をcoさせれば人狼は霊能者を襲うか狩人をしらみ潰しに襲う。これで占い師が襲われる順番が遅くなる訳だ。
「それじゃ…霊能者の人がいたらcoしてください」
「私が…霊能者」
coしたのはトウキお姉さん。なんだってー。ミステリアスだとは思っていたけどまさか霊能者だったなんてー。
「ちょ、ちょっとまて!私が本物の霊能者だ!」
遅れてcoしたのはレノさん。慌ててるし本物とかいって如何にも胡散臭そうだ。ただし、筋肉モリモリ。鉱山堀だから当然か。
「へぇ…」
明希さんが呟いた。
「伝承には霊能者は一人…つまりこの中に俺たちを惑わそうとしている人狼がいるって言う訳だ」
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