第十一話 血の覚醒(ブラッド・トランザム)
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そうして戦いに目を向けた結花理達であった
ルシード「くだらん!!姿形が変わった位で何がどうなるんだ?」
ジルベールは無言で剣を抜刀し、一瞬で消えた
ルシードはいきなりジルベールが消えた事に戸惑い隠せなかった
ルシード「ええい、何処だ!」
と叫んだ途端、凄まじい衝撃がルシードの背中に襲った
ルシード「がっ…な…!?」
ルシードの背中に飛び蹴りをかましたジルベールが逆袈裟に剣を振り切ろうとしていた
ジルベール「ぶっ飛べ!」
ズバァァァァァァッ!!
ルシード「のわあああああああっ!」
思い切り斬り上げられた
ジルベールは刹那で追いかけ、
ジルベール「貴様だけは絶対に許さねえ…」
追い付いたジルベールは刀でルシードを滅多斬りにした
ルシード「がっ!ぐあっ!!ごふっ!!ぐおっ!!がはっ!!」
ジルベールのラッシュをまともに受けているルシードは、反撃すら出来なかった
そしてジルベールはルシードを剣で地面に叩き付けた
ルシード「ごはっ!!」
ルシードが叩き付けられた所を中、心にクレーターが出来た
ジルベール「この一撃で…決める!」
落下スピードに勢いを乗せて剣を上段に振り上げた
それを見たルシードは
ルシード「ヒィ…や、やめろ…」
そしてジルベールは剣をルシードに目掛けて降り下ろした
ジルベール「天翔冥斬封!」
ドゴォォォオォォォォオオオオオン!!
ルシードが叩き付けられた時よりさらに強い衝撃が起こった
それと同時に、一回り大きいクレーターも出来た
ジルベールはそのクレーターの中から飛び出して着地した
キース「ジル!やったか?」
ジルベール「…」
そのクレーターの中からボロボロのルシードが這いずって出て来た
カリーナ「げ!?まだ生きてる!」
結花理「意外にタフですわね…」
アテナ「…しつこい男…」
ルシードは辛うじて何とか生き残っていた
そのルシードにとどめを刺そうと歩き始めたジルベール
そのジルベールにルシードは
ルシード「ま、待て!私を倒してもエルシア嬢と私の結婚はもう親の間で決められているんだぞ!」
と、捨て台詞と同然の言葉にジルベールは後ろを振り向き、
ジルベール「キース…例の件は?」
キースはデバイスを通話機能で誰かと話していた
キース「おう、たった今エルシアの親父さんの会社がイクリプス社の子会社になったぜ」
ルシード「な、なんだとぉっ!!」
ルシードは最後の切り札が破られた事に絶望的な雰囲気となった
ジルベール「お前がエルシアを結婚相手にするにはいくつかの理由があると見た、まずエルシアの父
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