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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第64話 聖剣と戦います!
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きたわ」
どうやら部長はもう片方の指輪(リング)がどういう用途で使われるかあらかた予想できたらしい。
「フン、何をしようが関係無いがな…」
ライニーは特に気にする事も無く、構えを取る。
見た感じ、隙の無い攻防に瞬時に対応できそうな構えだった。
ライニーが構えを取るとゼノヴィアとイリナも構え、千秋も構える。
「……さて、グレモリー眷属と無名の少女の実力…いかほどのものか?…」
アルミヤと名乗った男は笑みを浮かべながら木場やイッセー、千秋を品定めする様に見ていた。
……俺の見立てじゃ、教会の五人の中でこの男が一番強く思えた。
ちなみに神田はオドオドしながら戦局を見ていた。
「……フフフ…」
「?……笑っているのか?…」
「……ああ、倒したくて、壊したくて仕方の無かった物が目の前に現れたんだからね…」
ザシュッ!
木場が低い声音で呟くと同時に地面から複数の剣が咲き乱れた。
「魔剣創造(ソード・バース)か。思い出したよ、聖剣計画の被験者で処分を免れた者がいたと言う噂をね」
「彼が!」
ゼノヴィアの言葉に神田は少し驚いていた。
木場が処分を免れた事は結構噂となって広まっているんだな。
「兵藤一誠君!!士騎明日夏君!!」
「……な、なんだよ…」
「……なんだ…」
「再開したら懐かしの男の子達の一人が悪魔になっていただなんて!もう一人の幼馴染みも悪魔と一緒に行動しているだなんて!なんて残酷な運命の悪戯ぁ!」
「……はぁ!?…」
「……は?…」
「聖剣の適正を認められ、はるか海外に渡り晴れてお役に立てると思ったのにぃ!ああぁこれも主の試練?でもそれを乗り越える事で私はまた一歩真の信仰に近付けるんだわぁ!ああぁ〜!」
『…………』
イリナの言い分に俺とイッセーは無言になってしまった。
「………なあ明日夏…」
「………ああイッセー…」
『完全に自分に酔ってるな(っちゃってるよ)コイツ(この娘)…』
俺とイッセーの久し振りに出会った幼馴染みの印象が見事にハモった。
「さあイッセー君、明日夏君、私がこのエクスカリバーで貴方達の罪を裁いてあげるわぁ!アーメン!」
……なんか俺まで裁きの対象されてるな…。
って言うかイリナ、しばらく見ない内に……なんて関わりあいたくない奴になったんだ…。
「……ガキの頃は良い奴だったが……短い付き合いだった…」
「そ、そんなにドン引きしなくても…」
俺の言葉に神田が苦笑いしていた。
「……っ、何だか分かんねえが、赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)ッ!」
『Boost!!』
イッセーは何が何だか分からない様子で籠手を展開した。
かくして始まったグレモリー眷属+千秋と教会の聖剣使い二人+素手の戦士の対決が始まった。
最初に動いたのはイリナで、イッセーに斬り掛かる。
「アー
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