十一話 昼(エンジョイ)
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完全に蓮をバカにしているようで面白い。
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科学技術高校の中では上下関係のように優劣意識が生まれている。例えAクラスとBクラスとの差でも。
実際はDクラス・Eクラス・Fクラスの生徒はいないのだが、能力行使・能力対技戦・の中では事故やトラブルが付き物。それでトラウマになり、 能力が使えなくなる生徒も多い。だからDクラスからFクラスまでの《補充用》が存在する。
蓮とエレナの会話には差別の「さ」の文字も見えない。これが本来の形であろう。
このよう優劣意識が広まったのは《実力主義》という経済の色だろう。
仕方が無いと言えばそうだろう。今の世界は第三次世界大戦の冷戦中となっている。
3年間も冷戦してる中、世界は有能な〈超能力者〉を作り上げて行くのが大事な国の力になって行くのだから。
国兵飛燕部隊(こくへいひえんぶたい)「スプラウト」はそのために作り上げられた。
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「っく! うぜーこの女!」
完全に調子にのるエレナにバカにされた蓮は黙ってもいられない状態だ。
でも確かに 。 エレナは美少女と言えるが、お調子者だ。
蓮の言葉を聞いて嬉しそうに鼻歌を歌い出すエレナ。
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