ダブル・ベッド ※腐向け
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方を向いた。……暗がりで顔はよく見えないが、互いの吐息が掛かる程近すぎるのは分かる。
「ほら────やはり髪ほどけ」
不意に片手を頭の後ろへ伸ばされ、結ばれていた後ろ髪を解かれる。
「ぬぁ、何すん………わっ」
次の瞬間、抱き竦められた。
「 ────これで、寒くないだろう?」
間近に囁かれ、鼓動は高鳴ってゆく。
「さ……寒くない、けどなんか逆に、熱くっ─────」
熱に浮かされだしたコトバにならない声は、唇を覆う何かによって阻まれた。
ダブルベッドの上ではもう、止められはしない。
End
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